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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第6章 エピソード −21−

<<   作成日時 : 2016/12/20 06:59   >>

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 当時、新進気鋭の満鉄マンの教育への情熱が、新天地で結実したと思われるのが教科書だった。理科の本は口絵に満州特産の蝶類の天然色写真が載っていた。厚さ1センチくらいで、横書きの楽しい本だった。おかげで、その後、昆虫や植物に興味を持つようになった。(記念誌218頁上段)

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   新しい満洲の教科書
       三浦二郎(26回生)

 
 国語の副読本は満洲の民話を主体にしていた。唱歌の本も満洲の風物を歌い、柳のわた、大豆の屯積、高脚踊りなど、いまだに忘れられない。4年生から始まった満語の本は「絵」ばかりで、まず耳から入れる教え方だった。いずれも、ユニークな教科書だった。
 かねてより聞いていた内地は余程よいところだろうと、昭和6年9月、期待を胸に転校してきた杉並の小学校で出会った理科の本は、黄色い表紙の、縦書きの薄っぺらな無味乾燥なものだった。そのうえ、木造の校舎は冬になるとストーブがくすぶり、隙間風が寒かった。
 担任の先生に「満洲の冬は寒かっただろうナ」と問われて、つい「いや、東京の方が寒いです」と応えて、教室を白けさせてしまった。

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満洲補充読本 
 国語読本は日本内地の記述が中心で、満洲の生活実情に適していなかった。そこで、副読本として『満洲補充読本』ができたのは昭和8年4月、まず4学年と5学年用ができた。9年に6学年用、ついで10年には1,2,3学年用ができて全部がそろった。

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