「声明文」 中国の劉暁波氏への対応は人権無視

 日中友好協会千代田支部のニュース(9月25日号)。劉暁波氏死去に対する中国当局の対応に遺憾の意を表している。とかくこれまで当協会が中国に対し批判することに躊躇気味だったが、この声明文はいい。親しき友には遠慮なくその問題点を指摘することこそ、そこに真の友情が生まれる。
画像
 本年7月13日に、中国の著名な人権擁護家、中国文学研究家・ノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が死去しました。私たちは劉氏の死去に対し深い哀悼の意を表するとともに、氏の死去などに対する中国当局の対応に遺憾の意を表明します。
 龍氏は中国における民主主義と人権擁護の活動の故に中国当局に4度投獄されました。4度目の投獄中に、『中国における基本的人権のために長年非暴力的な闘いをしてきた』ことを理由に中国政府の反対を押し切りノーベル平和賞が授与されました。中国当局は授賞式について、本人は勿論、妻の代理出席も認めませんでしたがそもそも劉氏を有罪とした判決自体が『国家は人権を尊重し、補償する』という中国拳法に反するものです。
 ノーベル賞受賞者が獄中にいてかつ授賞式にも出席できなかったのは1935年のナチスドイツ以来のことです。また、劉氏の癌が発病してからも国際世論に背き死去直前まで牢獄外の病院での十分な治療を認めませんでした。
 このような中国当局の行為は、1998年に中国が批准した国際人権規約に反するばかりか2004年に改正された中国拳法にも反する行為です。中国当局は劉氏の問題、「国内問題」だと主張していますが、人権問題はいまや国境を超えた問題です。
 中国当局が人権規約や中国拳法を遵守するとともに、劉氏の『私には敵はいない、憎しみもない』という言葉を十分噛みしめるよう求めます。(2017年8月22日)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント