戦後72年 「平和の俳句」 記者の一句 ①

 戦後七十年を機に一面で掲載を始めた「平和の俳句」は今月末で終了となります。一面の選考から惜しくも漏れた作品の中から事務局の選んだ句を紹介します。今回は増田恵美子文化部長。(東京新聞12月16日付)
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 被爆語り部海越えて受く平和賞     
           田辺浩子(88) 東京都調布市

 田辺さんの夫俊三郎さんは広島の学校に進学し、動員先の工場で被爆した。俊三郎さんがその事実を語ったのは、息子が小学校に入ってから。以来、被爆体験を絵で伝えるために日本画を習い、ピースボートに招かれて世界を回った。核兵器の廃絶を目指す国際NGOに贈られた今年のノーベル平和賞に、田辺さんは三年前に逝った夫を思った。

 疎開する青函の船海荒れて       
       桐畑由紀子(78) 東京都練馬区

 こぼれ萩出征兵士の墓に在り       
       吉沢 功(76) 埼玉県熊谷市  

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