戦後72年 「平和の俳句」 記者の一句 ③

 戦後70年を機に一面で掲載を始めた「平和の俳句」は今月末で終了となります。一面の選考から惜しくも漏れた作品の中から事務局の選んだ句を紹介します。今回は小佐野慧太文化部記者。(東京新聞12月16日付)

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 ダモイおおタシケントから還(かえ)ったぞ        
          増田靖夫(76) さいたま市見沼区

 「ダモイ」は「家へ」という意味のロシア語。ソ連に抑留された日本人が帰国への願いを込めて使った。作者が子どもの頃、近所に住んでいた男性が帰国した。「タシケント」に抑留されていたと聞いたが、中央アジア・ウズベキスタンの首都だと知ったのは何年もたってから、想像以上の日本からの遠さに驚いたという・
 何ごともなく日が暮れて青い月      
        小野正和(86) 東京都練馬区

 核なくせ山河を渡る鶴の声      
        菅原 誠(46) 山形県鶴岡市

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