
2017年度第9回 江東高齢者集会
菊地頌子さんの井戸端会議
12月2日江東区文化センターで第29回江東区高齢者集会が開催されました。午前の部は河合克義氏(明治学院大学教授)による「すべての世代に拡がる貧困・孤立、みんなでとりくむ課題は」の講演。午後からは4つの分科会を行いました。菊地頌子さんの「健康井戸端会議」では16名が参加し様々な意見が語られました。

高齢期の健康な生き方という事で菊地さんは次のように語りました。
①筋力をつける健康で長生きするには体重を増やさないこと。(すかさず「食べた分だけ働くことよ」とスリムな方の意見)脚の筋力をつけるには足踏みするだけでも良い。すり足は転倒の原因にもなるので斜面などの昇降でふくらはぎの筋力をつける。握力は使わないと衰えるので手軽な器具を使用して鍛える。まるめたタオルをにぎにぎするのもよい。口、喉の筋力強化はアイウベー運動やあご下を強く押す。高齢になると筋肉の衰えで徐々に食べ物のカスが気管の方にいっていることがあるので誤嚥を防ぐためにも喉を鍛えることが大切。
②食事について
高齢になると蛋白質の摂取が少なくなるので朝昼夜に必ず摂る事。手っ取り早くゆで卵の利用も良い。
③入浴の仕方
42度以上の入浴では血管が開きすぎてしまうので、40度位の風呂に10分程ゆっくり入る。暖まって汗をかき冷えてしまうのですぐに寝ないようにする。
他にも皮膚の乾燥、ドライアイ、薬の飲み方などいろいろと具体的なお話はとても参考になり有意義でした。
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