「12月8日」を 平和望む日に

 「太平洋戦争開戦の12月8日はまた、ジョン・レノンの命日としても歴史に残る日だ」との書き出しではじまる東京新聞の社説(昨年の12月8日付)が手元にあります。
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      東京都江東区  永井至正(73) 

 12月8日といえば、私も記憶があの日に呼び戻されます。64年前の早朝、ラジオから流れる臨時ニュースに耳を傾け、日本中が「ついにやったか」と胸を躍らせ、真珠湾の大戦果に酔いしれていました。
 歴史書をひもとけば、この日はまた、破竹の勢いでモスクワ郊外にまで到達していたナチス・ドイツ軍がロシア人の血塗られた抵抗と冬将軍にあって、総退却を始めたと書いてあります。
 歴史は皮肉なものです。世界の東西のファシストが同時に「終わりのはじめ」をスタートしていたのです。繰り返してはならない痛恨の20世紀の戦争史です。
 25年前のちょうどこの日、ニューヨークの自宅前で凶弾にたおれたジョン・レノンが「戦争は終わる。もしもあなたが望むなら」とうたいました。「愛と平和」の歌です。
 12月8日、「憲法が急ピッチで変えられようとしている今、この日を昭和ひとケタ以上の世代ならずとも、戦争を知らない子どもたちと「平和をのぞむ心」を共有し、歌い伝える日にしたいものです。(東京新聞2005年12月10日付「発言欄」)

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