
政権の振る舞い「幼い」?
来月9日に開催される平昌五輪の開会式。韓国の文在寅大統領は、かねて安倍首相に出席を求めてきた。
その首相は十五日「国会日程を見ながら検討する」と発言した。(河野太郎外相)などと、政権が首相の開会式参加を「外交カード」としているのは、文政権が慰安婦問題の日韓合意を見直し始めているためだ。(中略)
政治評論家の森田実さんは「このところ、政権の幼児化が目に余る。相手の状況も理解し、傷ついた人の痛みがわかるという姿勢をなくして、政治はなりたたない。沖縄のことも韓国のことも、自分ファーストで相手の状況を思いやることがない」と指摘する。
「首相の五輪開会式への参加を外交カードに使うなど脅したり、上から目線での対応では外交がうまくいくはずがない。大人のとるべき態度ではない」
【注】写真 沖縄県の翁長雄志知事から沖縄振興予算に関する要請書(交付金減額に対する)を受け取る江崎鉄麿沖縄北方相=昨年8月、内閣府で)
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