観光立国 これでいいの? こちら特報部

 カジノ解禁を決めた政府は、日本人客の入場は「週3回」に制限する案を検討している。ギャンブル依存症対策というが、海外からの旅行客の健康は心配しないのか。そんな「おもてなし」があるだろうか政府が急きょ決めた「出国税」にも同様の疑問が湧いてくる。誘うだけ誘って帰りに金を徴収する国が「おもてなし」自慢とは見苦しくないか。ちぐはぐな「官製おもてなし」の行き着く先は・・・。(東京新聞・2月20日付ー白名正和、片山夏子

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  サービスに国お墨付き「余計なお世話」
 
 (前略)放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は「日本のおもてなしのいいところは意識しないでしているところ」と断言する。
 「本を買えばカバーをしてくれ、居酒屋でも店員が『ありがとうございました』と頭を下げる。日本のサービスは、、今までうまくいってきた。おもてなしは潜在的に日本人がもっている心くばりで、奥ゆかしさがいいのに、国が出てきて、お墨付きを与えるなんて余計なお世話。それこそ日本の『おもてなし』が今後変質してしまう危険がある」
 実際、13年に東京五輪招致で「お・も・て・な・し」が注目され、新語・流行語大賞になって以降、ちまたには「おもてなし」ビジネスがあふれ返る。

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 スペクター氏はかつて日本のアニメや食、伝統文化などを世界に発する『クールジャパン戦略』を政府が推し進めた時と同じだと指摘する。「自分たちで自画自賛し、クールと言っちゃたらおしまい。日本の観光立国は成功しているし、そこには政府や行政の力もある。でも、おもてなしはほっておいてほしい。国が出てきたら日本のおもてなしは駄目になる」と話した。

■デスクメモ
 本来、心を尽くした供応も「お粗末さま」と謙遜するのが日本の流儀だったはず。ギャンブルを成長戦略の柱にっして恥じない品性は、そんな「おもてなし」文化の対極にある。空疎なコピーに振り回されまい。アベノミクスから早めに「おもてなし」を取り戻した方がよさそうだ。(洋) 2018・2・20

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