
金子兜太さんが先月20日亡くなりました。彼の平和への願いを形にした「平和の俳句」が完全になくなってしまったら、とても寂しいし、悲しいことです。
平和は、いつもいつもだれもが思い、感じ暮らしていることです。兜汰さんが亡くなった今こそ、その灯を絶やさず、受け継ぎ育てていくことが、とても大切なことだと思われます。
平和は与えられるものではありません。常に大勢の人々よって、つくられていかなければ達成できないものです。どんな小さな生活の一コマも、平和あってのものなのだと思います。
兜太さんが亡くなったのを機に、ぜひとも新しい形で「平和の俳句」を作っていきたいです。(東京新聞・3月7日付「発言欄」)
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