自民改憲条文案 「違憲論争続く」

 憲法学者の小林節慶応大名誉教授は19日、国会内の集会で講演し、戦力不保持や交戦権否定を定めた憲法9条2項を維持しつつ、自衛隊の存在を明記する自民党の有力な改正条文案について「自衛隊が『海外派兵』される限り、自衛隊という文言を書き込んでも、違憲論争は続く」と訴えた。(東京新聞3月20日付
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    小林節氏、国会で講演 

 集会は、護憲派の国会議員でつくる「立憲フォーラム」と市民団体「戦争をさせない1000人委員会」が共済。市民y国会議員ら約300人が参加した。
 自民党の有力案は安倍晋三首相の意向に沿った内容。小林氏は講演で、集団的自衛権行使を容認した2014年の閣議決定や、安全保障法制を「違憲だ」と改めて指摘した。
 自民党は憲法改正推進本部で9条と緊急事態条項、参院選「合区」解消、教育充実の4項目について論議を続ける。25日の党大会で改憲の方向性を示す方針だが、小林氏は「自民党の改憲案は、立て付けが悪く、原理原則に照らして批判することが相手の動きを止めることになる」と述べた。

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