満州っ子 平和をうたう

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zoom RSS NHKドラマ 「どこにもない国」を見て B

<<   作成日時 : 2018/04/09 04:53   >>

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 冒頭の引き揚げ船甲板の映像に、72年前のことが鮮明によみがえった。何んともいえない不思議な感動を覚えた。博多であろうか、埠頭では白衣の看護婦(当時)がやけに目につく。国も医師たちも違法を承知でやっていた堕胎行為に関したものかと、勝手に想いを巡らした。
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 引き揚げに尽力した三人の日本男子 
                 岡山  則次美弥子                                                 
 
 満洲の引き揚げが遅れたのは無理もない。満洲は国家として国際連盟(当時)に認められていなかった。関東軍の暴走した傲慢(ごうまん)さと、民間人の心ない横柄さに、現地人に疎(うと)まれていたお返しが、残された在満一般人に背負わされた。
 軍関係、満鉄関係者は八月九日(ソ連参戦日)には、すでに南下を始めた、満洲にいた日本の政府高官は早々に遁走(とんそう)。一般市民は本国日本から棄民扱いを受け、抵抗の術(すべ)もなかった。特に満蒙開拓団の悲劇は多くの手記に残されている。
 一言(ひとこと)では言えないほどの無残で、悔しく、悲しいことを、戦勝国にやられている。その在満邦人の心をしっかり汲み取ってほしい。原作者は事実を伝え、併せてそれに係わる人の心情を訴えたかったに違いない。

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 私はある時点で、あの人たちの存在を少し知ってはいたが、今回はその奔走の全てを十分に知ることができた。150万人の同胞のために立ち上がったとは”凄い”の一言に尽きる。異なる才能を持つ三人が、勇気と知略、そして死を覚悟した決断と行動は、この上もなく尊い。感謝の言葉以外に何があろうか。本当にありがとうございました。
 混沌とした情勢の中で身を尽くした彼らがいたことを、同じ大地に住んだ者として私は誇りに想う。ドラマによって事実を知ることは大切だが、その奥に秘められた想いはずっしりと重い。
 当時の日本が三年先、五年先の計画もなく、更に資源もない国なのに、よくも先に手を出したものだ。愚かしいこと、この上もない。負け戦が続いたとき、ボツダム宣言を素直に受けるべきだった。そうすればソ連の侵攻もなく、原爆投下も日本本土への無差別爆撃も避けられたものを!
 
 この映画を通して若い世代は、さまざまな事実を理解したに違いない。戦争のもたらす不幸を熟慮しておかないと、再び取り返しのきかないときがくる。今がまさにそのときではないか。私たちは多くの犠牲者の上に生かされていることを肝に銘じたい。平和が恒久に続くことを強く願い、戦争反対を重ねて申し述べたい。
【注】則次美弥子さん 旧満州公主嶺小学校35回生。岡山市在住 。</strong

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