NHKドラマ「どこにもない国」を見て ⑪

 「昭和20年8月当時、旧満州・四平市にいた谷口欣司さん(鳥取出身、昭和3年生まれ、公主嶺農業学校に昭和18年4月入学)から昨日、ドラマを見た感想や四平市の終戦時の様子などが送られてきました」。土屋洸子さんのレポート。
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■谷口欣司さんの感想 
 NHK・ドラマ「どこにもない国」を見て、苦難の往時を思い起こしました。
 日本人引き揚げ実現のために、危険を顧みず、満洲を脱出して帰国し、政府や連合国総司令部(GHQ)に邦人引き揚げを陳情した勇気ある2組がありました。在満日本人会高碕達之助会長が新京(現長春)から特使3人を派遣したAチームと、今回NHKが2回にわたり放映した丸山邦雄・新甫八朗・武蔵正道の3人のBチームです。
 今回の放映で、BチームがAチームより先に、引き揚げ実施の回答を得たと思いました。また、日本への引き揚げが実現した事情を知って、3人のヒーローが命をかけた勇気ある行動に、感謝いたします。


】谷口さんは「昭和21年7月4日に出発、5日、錦州の元関東軍馬小屋の収容所に入る。15日、コロ島に向かい、16日、アメリカの貨物船リバティVO68号に乗船し、17日朝出航、21日に舞鶴に入港した。24日に上陸、25日に父の故郷鳥取に到着したという。
■四平市のこと 
 四平市は昭和20年当時の人口は約9千人で、8月9日ソ連参戦後は1万人以上の避難民が四平に入った。日本への引き揚げは21年7月1~9日にかけて、2万2千人を21大隊に分けて行われ、奥地からの避難者を優先した。前号(⑨)に載せられた高畑順子さんは、チチハルからの避難者だったから、多分21年7月1~3日に四平を出発し、コロ島から日本までは、谷口さんと同じような行程ではないかと思われる。

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