想像を絶する、引き揚げ時の母の体験

 5月13日は母の日だった。しんぶん赤旗(5月17日付)の「読者の広場」欄は母の日を思う特集を組んでいました。その中に、私にとっても身に迫る満洲からの引き揚げ体験記が寄せられています。紹介しましょう
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    子を連れての 引き揚げ体験      
                                    
 終戦後旧満州(中国東北部)から引き揚げの苦労を語ろうとしなかった母は、6年前、97歳で老衰のため亡くなりました。亡くなる2年前に、引き揚げのことを便箋10枚に書き、姉に渡したのを、私はコピーしていまも大切に持っています。
 父は現地で招集され、終戦後、先に日本に帰ったため、母は5人の子どもをつれて引き揚げでした。8カ月の妹は栄養失調で途中で亡くなり、7歳の兄は中国人に誘拐されそうになり母が必死で取り返したことは聞かされていました。10歳の姉は母の苦労を覚えていても、多くは語ろうとしません。当時4歳で双子の私たちは、うっすらと記憶にあるぐらいです。
 引き揚げの時31歳だった母の苦労は、想像を絶するものだったと思います。もっと感謝の気持ちを言っておけばよかったと、後悔します。(さいたま市 佐藤圭伊子ー76歳



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