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<<   作成日時 : 2018/06/19 06:43   >>

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 2014年に公主嶺小学校同窓会事務局長・土屋洸子さんに届いたアメリカ・コロラド州のポール丸山さんからの書簡です。周知のように、今では映画化もされ好評を博している丸山氏著の「満洲 奇跡の脱出」をめぐって交された土屋・丸山両氏の往復書簡の始終を書き記しました。
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   公主嶺小学校同窓会事務局
                    土屋洸子様


前略
 突然のお便り失礼致しますが、小生はアメリカ・コロラド州在住のポール丸山です。実は、著書「満洲 奇跡の脱出」出版社柏艪舎社長の奥様、山本基子様が先日コロラド州を訪問され、先週昼食を一緒にする機会がありました。食事中に去年土屋様が読売新聞文化部に送付されたお手紙を日本から持参され渡して下さいました。
 一年近くも前に土屋様が送付されたお手紙なので、覚えていらっしゃるか分かりませんが、小生はお手紙をつい数日前に初めて読ませて頂きました。返事が全く遅くなりましたが、小生の感謝をお伝えしたい旨返答させて頂きます。



 まず最初に、著書を読んで頂き、ありがとうございました。引揚者でいらっしゃる土屋様のような方々に著書を読んで頂くこと程著者である自分にうれしいことはありません。また、土屋様の伯父様が自分の父が勤めていた鞍山で働いていたことに小生は非常に興味があります。更に1987年に公主嶺小学校同窓会の皆様が記念誌に纏められ、土屋様が父、新甫八郎、武蔵正道三氏の活躍を同誌に載せられたことに小生は感動、感謝致しております。三氏の活躍は未だに日本には余り知らされていなく、更に認められていません。また、日本国民は未だに戦後満洲の悲劇に対する知識は非常に薄いのではないかと感じております。出来るだけ多くの日本人に著書を読んでいただければと願っています。
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 土屋様ご家族は昭和21年及び22年にと別々に日本に引き揚げたと伺い、当時は非常にご苦労されたと思います。小生としては、父が1946年の春に(武蔵、新甫両氏とともに)満洲を密かに脱出した時、父は満州に残した我々家族5人(母と4人兄弟)の安全を考慮に入れ、大連のカトリック教会に我々を匿ってもらったので、ソ連軍に占められていた大連から引き揚げられたのは1947年でした。しかしながら、我々のように満洲から引き揚げられた者は、満州で亡くなった方々や、残留孤児、残留花嫁等になって帰国できなかった沢山の犠牲者と比べると、運が良く、実に恵まれています。

         ◇           ◇

 再度土屋様のご親切なお手紙に心から感謝しております。著書をお読みになる前に父のことをご存知だったことに驚き、感動しています。また、戦後満洲の惨事を経験された公主嶺同窓会の皆様にも私の挨拶、好意をお伝えして下されば嬉しく存じます。今後もお大事に活躍して下さい。                                             早々
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[リンク] 土屋洸子→ポール丸山
http://38300902.at.webry.info/201806/article_38.html




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