今も目に浮かぶ 星野弘さんの語る顔

 「翌日、歩くと、町中に若い女性の遺体が並んでいて、道路以外のところは、まだ火がくすぶっていて歩けなかった。-14歳の思い出を穏やかに語る顔が、今も目に浮かびます」(東京民報6月21日付ーコラム「一分」)
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▼東京大空襲訴訟団の団長を務めた星野弘さんが、17日に亡くなりました。東京民報にも、訴訟の節目などに、自身の体験、被害補償を求める思いを語ってもらいました▼大空襲訴訟は、星野さんらが始めた、空襲被害者を調査し、犠牲者を記録する活動が原点です。10万人とも言われる犠牲者は、まともな調査もなく、被害の実相がわかっていませんでした▼軍人軍属は恩給などで援護されるのに、民間人は放置されたままの状況を変えようと、国の謝罪と補償を求めたのが大空襲訴訟です。戦争の被害は全国民が受忍すべきという「受忍論」により、最高裁で敗訴したものの、地裁判決は「被害者の実態調査や、死亡者の埋葬、顕彰等に配慮することは、国家の道義的責任」と書き込みました▼空襲被害者が高齢化する中、国会では、超党派で民間人の空襲被害への援護法案を制定する動きが出ています。「この国を、人間を大切にする国に」と訴えてきた空襲被害者にこたえる法制定は、待ったなしの課題す。

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