満州っ子 平和をうたう

アクセスカウンタ

zoom RSS 詩集 ロ号33番 永井和子 −14−

<<   作成日時 : 2018/07/11 05:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 詩人 永井和子(1934〜2015)年、彼女の処女詩集。周辺に起きた細々とした出来事を詩にうたいあげてつづった。全55篇からなる長編だが、順次お手元に届けたい。 
画像
     ひぐれの清洲橋 

 空の青さが少しじつうすれていく頃
 清洲橋に灯がともる
 通りかかったバスの中で
 一人の少年がふと呟やいた
 ”きれいだね”と
 その小さな呟やきは誰にも気づかれず
 走りすぎるバスの窓からこぼれ落ち
 川風に吹かれてどこかへ消えていった
 朝になれば消えてしまう
 清洲橋の灯のように
             64・3・16


】イラストは吉村勲二さんが描いたものです。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
詩集 ロ号33番 永井和子 −14− 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる