
彼女はただ未来を信じた
「編集」という映画製作では、もっとも地味でかつ重要な仕事を担うひとりの女性技師。逆境のなかで、彼女は、技術者としての確かな腕と誇りで、自らの人生を切り拓いていくのだった・・・・・・。
日本の敗戦後も中国に残り、若き中国映画人の指導にあたった映画編集者・岸富美子さんのヒューマンストーリーをもとに、「創造」というひと筋の目的にむかって、国や民族の壁を越えて協力した人びとの姿を描く。
民芸初となる黒川陽子の期待の新作。
■日色ともゑさん
「軍国主義の世の中で生きていくために働いたことが、結果として侵略戦争という国策に利用されたんですね。歴史的な背景をきちんと考えながら演じたい」(しんぶん「赤旗」9月21日付)
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