『731部隊と戦後日本』 加藤哲郎著

 1971(昭和46)年4月、江東区議会議員に当選した私の後援会長だった上園直二さん。彼は戦時中、満洲・ハルビンの731部隊に所属、陸軍曹長で死体(丸太)搬送係を担当していた。その彼がことあるごとに、自分が体験した壮絶な様を語り、「永井君いつか出版してくれ」と依頼されていた。その後ほどなく亡くなられ、果せなかったが・・・。
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 731部隊の悪魔の所業は、多くの証言や著書によって明らかにされてきた。この書は、731部隊は戦後どうなったのか、何をしてきたのかなどを明らかにしている。(中略)本書を読んで、731部隊が戦後、正式な解散命令を受けておらず、戦後一部の退院には俸給が支払われ、多くに医師が大学の教員や日本医学会の重鎮になったりしていることに改めて驚かされる。
 今年7月、京都大学で、731部隊の軍医の博士号に対して検証を要請した。また、北海道大学でも同様の問題が発覚。私は731部隊の蛮行について、森村誠一『悪魔の奉職』など多くの著書に接し、また、部隊のあったハルビン郊外の平房にある記念館を訪れ、衝撃を受けてきた。しかし、731部隊についてはまだまだ未解明の点が多い。一層の真実の解明を期待したい。(花伝社ー堀井聖至 「日中友好新聞・12月5日付)



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