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zoom RSS 改憲論に一石投じる小説 東京新聞

<<   作成日時 : 2019/01/11 06:13   >>

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 吉田茂は、敗戦後に日本を占領統治した連合国軍最高司令部の略号GHQを、ゴー・ホーム・クイックリー(さっさと帰れ)の意味と皮肉ったという。この言葉をタイトルにした中路啓太 『ゴー・ホーム・クイックリー』(文芸春秋)は日本国憲法の成立まで丹念に描いている。(大波小波)
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 新憲法の日本政府案は、GHQに一蹴された。民政局のホイットニー准将は、GHQの作成の草案を翻訳し憲法を作るよう命じる。
 実在した内閣法制局の官僚・佐藤達夫たちは、訳語の選定に細心の注意を払い、GHQ草案の基本原則を変更しなければ日本の法律らしく整えても構わないとの方針を最大限に利用し、時にGHQと戦いながら日本の国情と国民性にあった憲法を作ろうとする。
 特に、象徴天皇制、国民主権、戦争の放棄、基本的人権の尊重など、日本国憲法の根幹となる部分が成立するまでのプロセスは圧巻で、戦後の枠組みを作るために奮闘した先人の苦労には頭が下がる思いがする。
 本書は、GHQの憲法草案を、日本に合う形にした人々に着目することで、押し付け憲法だから早期改憲すべきとの議論を牽制している。憲法改正の発議がなされる狩野氏がある年だからこそ、本書で憲法について考えて欲しい。(法科

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