
■渡辺えり(5月12日)=戦争をしないという憲法を守れなかったら、もう全世界共倒れです。・・・・・・それを大声で言えなくなってしまっている今の日本は異常だと思います。こういうことを言うと仕事がなくなる、自覚しなくてはいけない。すでに戦争のニオイがするでしょう?
■東ちづる(5月13日)=沖縄県に駐留するアメリカ軍関係者の不祥事が後を絶たない。・・・・・・今回の事件の報道に「県民の怒り」や「県民の不信感」等とあるが、「国民の怒り~」とならなくては、沖縄問題は、沖縄以外に住んでいる私たちが向き合わなければならない問題だ。沖縄はずっと戦う歴史でもう我慢の限界、ヘトヘトだ。
■山崎豊子(5月22日)=その三十八度線とベルリンの壁は、私に強い影響を与えたのです。私の小説がいつも反戦思想で終わるのは、私自身の戦争体験から発していますが、同じ民族が祖国を二つに分かった戦争の悲惨さ、いつもそうしたことが脳裏にあります・・・・・・。
【注】毎月3人と決めたのは、8人も9人もいれば記入するのが大変だと思ったからだ。ところが先月4月もそうだったが今月も掲載文のなかにいずれも女性は3人しかいなかった。月30日とすれば、約1割しか女性は登場しない。この世界でも女性は10%の進出なのだ。
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