
2人の恩人と 9条と出会い
香川・小豆島 村上 洋(72歳)
中1の道徳の時間、「僕は自衛隊を志願します」と宣言。高1になって、防衛大学校へ進学することに心を決めた。残念ながら入試に失敗し、自衛隊に勤務しつつ防衛大への再挑戦をめざし入隊。しかし実際の経験から、「自衛隊は俺の生きる世界ではない」と痛感し退職した。
人生行路の転換は、2人の恩人と憲法9条との出会いによって訪れた。Tさんは、「大戦で未曾有の惨禍を体験した世界人民の平和への渇望と運動が、戦争放棄・戦力不保持の9条に結実したんや」と話した。そして私は、命がけで侵略戦争反対を貫いた日本共産党のたたかいを知り、深く感動して入党した。
またKさんは、中小企業の営業と生活を守る活動について語り、「戦争体験を通じて、『平和こそ商売繁盛の道』を教訓としてへいわ運動にとりくんでいる。その礎となってるのが9条だよ」と強調した。私は共感して高松民主商工会に就職した。
これらが9条を守る私の原点に違いない。微力ながら今は「安倍9条改憲NO!3000万人署名」を続けている。(団体役員)
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