「9条守る私の原点」 赤旗-『読者の広場』 ⑯

 しんぶん「赤旗」が「読者の広場に投稿を募集している「9条を守る私の原点」。本ブログにシリーズで掲載してきましたが、今夏はその16回目。東京・板橋の佐藤洋子さんからのものです。(「赤旗」6月18日付)
画像
    叔父の体験の 感想文に涙し
      東京・板橋区 佐藤洋子(83歳)

 叔父が5月14日、95歳で亡くなりました。原爆投下時、広島の軍港呉にいた叔父は翌日から3カ月、遺体処理や被爆者の救援にあたりました。黒い雨の2次被害は免れようもありません。
 アメリカは叔父たちの体を探るように調査したといいます。その報告は死ぬまでなかったことを「アメリカのやつめ」と口々にしていました。
 結婚してうあれた子は小頭症で、4年の命で終わりました。おばは再び産むのを絶ちました。叔母はこのつらい日常を書いています。生まれた子の定期検診で「かたわ」呼ばわりされたこと。おぶって外出することもできずに息を殺したような暮らしだったと。
 船員だった叔父は退職後、故郷の新潟で被爆者として学校やお寺の集まりで、体験を語って回りました。感想文を読ませてもらった時、もらいなくしました。県の被害者団体で活動し、広島の原水爆禁止世界大会に毎回参加していました。
 死後叔父の本棚を見た時これらの書物で埋まっており、叔父の一生は書く廃絶一筋だったのです。 



     
     

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント