災害大国喫緊の課題 『赤旗・潮流』

真夏の暑さ到来で、熱中症にかかる人が増えています。まだ体が慣れていないうえに、熱がこもり息苦しさが増すマスクの着用。これまでとは異なる対策が求められています▼入梅もすぎ、本州は梅雨入りの季節を迎えます。今年は大雨にたいする用心とともにコロナ対策が欠かせません。感染症との複合災害をどう防ぐか。この災害大国に突きつけられた喫緊の課題でしょう▼狭い場所にひしめきあい、床に雑魚寝する。日本の避難所のありようは、およそ100年前に起きた関東大震災の頃からあまり変わっていないと指摘されています。まさに、「3蜜」の典型。このままではとても危険な状態になると感染症や防災の専門家も危惧します▼実際、東日本大震災のときにはインフルエンザがひろがり、熊本地震の際にもノロウイルスの集団感染が発生しました。劣悪な環境による関連死も多く、世界標準からも大きく立ち遅れている日本の避難所。改善のとりくみも表れ始めましたが、課題は山積みです▼合言葉は「TKB」。避難所の問題点を訴えてきた医学博士の榛沢(はんざわ)和彦さんはトイレ、キッチン(食事)、ベッド「睡眠)の生活環境を整える必要性を説きます。安全であるべき場所が原因で命を落とすことなどあってはならない▼コロナ危機によって改めてあらわになったこの国のもろさ。ふりかかる災いから、どうやって国民の命を守るのか。あるべき備えや財政、体制づくりとは。そこから国や自治体の拾の姿が透けて見えてきます。(2020・6。11)
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