「平和の尊さとスポーツ」 『赤旗・潮流』

ほんらいであれば、悲喜こもごもの余韻に浸っていた頃か。9日に閉幕するはずだった東京五輪。コロナ禍で来年に延期されたこの夏を、選手たちはどんな思いで過ごしているのだろうか▼「成長できる1年をもらった」とは卓球女子の伊藤美誠(みま)さん。19歳のエースのように伸び盛りの若手は前向きにうけとめる選手が多い。一方で、今年にかけてきたベテランには延期はつらく、引退する選手も。あと1年か、もう1年か。心中は複雑でしょう▼最高の晴れ舞台で世界のライバルと力と技を競い合う。その夢が遠のき、ついえたときの絶望は過去にもありました。日本が戦争に突き進み中止となった1940年の東京五輪。旧ソ連のアフガン侵攻によって西側諸国がボイコットした80年のモスクワ五輪です▼とくにあの戦争の時代、選手たちは五輪やスポーツを奪われただけでなく、燃やした若い命を戦場で落としました。NHKが番組や本にした『幻のオリンピック』では、わかっただけでもン日本の戦没オリンピアンは37人に▼競泳の選手だった児島泰彦さんもその一人。最年少の17歳で出場した36年ベルリン五輪の100㍍背泳ぎで6位入賞。東京でも活躍が期待されていました。しかし沖縄戦で死亡、遺品の写真には自身の水泳姿が。どんなに生きて帰って、また泳ぎたかったか▼戦争や政治、そしてウイルス。さまざまな試練に直面し、ほんろうされてきた選手たちの自問は私たちにも問いかけます。スポーツの意義とは、平和の尊さとは。(2020・8・11) 【今日の出来事】1919年ドイツ、ワイマール憲法公布

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「語り継ぎ、歌い続ける限り」 『赤旗・潮流』

世界遺産に指定された潜伏キリシタン関連遺産がある長崎。75年前の9日、浦上天主堂が、無残に原爆で破壊されました▼ローマ教皇は昨年、爆心地公園で演説しました。「ここは核攻撃が人道上も環境上も破滅的な結末をもたらすことの証人である町です」▼田上富久長崎市長は、平和宣言で「核兵器から解放された平和な世界を実現するためには、すべての人の参加が必要」との教皇の言葉を引きながら、「平和のために私たちが参加する方法は無数にあります」と呼びかけました▼長崎市被爆75年周年記念事業として写真集『長崎の証言~増補改訂版』が復刊されました。日本リアリズム写真集団長崎支部に属する10人のカメラマンが1970年、ある時は非情に、ある時は被爆者と泣きながら”被爆者がどう生きたか”撮影したもの。福田須磨子さんは「鏡を見るのが一日でいちばん辛い瞬間」と語り、1955年頃から脱毛症状や皮膚疾患が現れ、体調の変調をきたしました▼お化けのような顔していても/どんなに疲れきっていても/『原水爆禁止』の/話をしなけりゃと思うのだ」と訴えた福田さん。写真集に写っている被爆者は「みんな一度亡くなりました。しかし『核廃絶』『世界に平和を』という遺志をしっかり受けつぎ、語りつぎ歌い続ける限り、二度と死ぬことはありません」と▼核兵器禁止条約の批准国が43に増え、発効間近に。国際的な流れと結び、だれもが参加して、「核兵器のない世界」へ前進を誓った日でした。(2020・8・10) 【今日の出来事】1944年グアムの日本軍守備隊全滅 1950年警察予備…

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[「コロナとの共生だって!」『赤旗・潮流』

小学生の頃。友だちと自転車をこいで、小さな冒険に出かけた夏休み。おとな抜きで初めて遠出した見知らぬ街で泊まった思い出は、いまも記憶のアルバムの中に大切にしまわれています▼心に残る人それぞれの特別な夏。今年もお盆休みに入りましたが、キャンペーンの効果もなく、空も陸も帰省や旅行にむかう家族連れの姿は少ない。これだけコロナの市中感染がひろがっては帰りたくても帰れないのが現状です▼「この夏は『特別な夏』」。わざわざ会見を開き、そんなスローガンを付けて帰省や旅行を控えてと呼びかけた小池都知事。これには、何のCM? 青春か良さげな雰囲気をだしてどうする、といった声も。いまのつらい状況がわかっているのかと▼大阪では吉村府知事と松井市長が共同で会見して、うがい薬がコロナウイルスに効くと強調。「うそのような本当の話」「コロナに打ち勝てるのではないか」とあおりました。科学的な根拠も十分な検証もなく、混乱を招いた責任はとても重い▼コロナ禍に耐える人びとの心情に思いを寄せず、言葉も態度もうわべだけの行政の長。久しぶりに会見した安倍首相も能天気に。「ウイズコロナの時代の安全で安心な新しい旅のスタイルを普及・定着させていきたい」▼いまは感染拡大を抑え込むための正念場。集中的な検査や医療体制をはじめ、政治がとりくむべき課題は山のように。為政者がやるべきことをやらず、コロナとの共生を口にする。彼らの無謀から命を守る夏でもあります。(2020・8・9) 【今日の出来事】1936年ベルリン五輪で孫基偵、マラソンで金メダル 1945…

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外山滋比古さん亡くなる 『東京新聞・筆洗』

あるとき、<オカイコさんを見倣って生きていこう>と、心に決めたそうだ。蚕は桑の葉を旺盛に食べて純白の糸を吐く。<秀才といわれた人が、すこし赤い本をを読むと、赤いことばを吐く。黒い本を読めば、吐く糸は黒である・・・色のついたものは、ひととき美しく思えても、やがて色あせる>(「三河の風」)▼博学、博識にして、色あせない言葉を紡ぎ続けた外山滋比古さんである。ベストセラー『思考の整理学』の著者として知られる人が九十六歳で亡くなった▼日米開戦前、白眼視もされつつ敵の言葉だった英語を学ぶ道に進んだ。戦後は一転、英語や西洋文化がもてはやされる。敵視や礼賛の一色に染まらず、旺盛に学び独自の思索を深めている▼アイデアを形にするには<頭の中の醸造所で、時間をかける・・・しばらく忘れるのである。”見つめる鍋は煮えない”>・・・など。近代の思考に漬った頭を刺激してはなるほどとうなずかせる論考の数々。『思考の整理学』や随筆で、晩年まで人を魅了した▼三河地方は愛知県寺津町、現在の西尾市に生まれた。家康を生んだ地方には、明治政府に冷遇された意識が残っていた。大きなものに頼らず、くみしない気風「三河の風」に吹かれてきたと自認する▼老境について、この先の世の中について、風にたなびく白い絹のような新鮮で色あせない言葉をもう少し聴きたかった。(2020・8・8) 【今日の出来事】1945年ソ連、対日宣戦布告 1955年第一回原水爆禁止世界大会宣言を発表

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「75年は草木も生えぬ」 『赤旗・潮流』

「75年は草木も生えぬ」。原爆によって破壊尽くされた広島の街はいま、緑豊かな中核都市として発展しています▼軍都から平和都市へ。その歩みには、先人たちの思いが込められています。廃墟のあとを生きた人びとがつむいできた声。近刊『広島復興の戦後史』にも、歴史を動かしてきた生活者の叫びが描かれています。「復興の中の矛盾をよみとくヒントがある」▼それはいまも、世界最大級の被爆建物。旧陸軍被覆支廠を始めとする遺構。追悼碑や供木が立ち並ぶ平和大通り。その保存やあり方を見直す計画が進められようとしています。被爆者や平和を願う人たちがこうした街づくりに危機感を募らせる背景には核廃絶に向けた日本政府の怠慢があります▼ことしの平和宣言。核兵器禁止条約の締結を改めて政府に求めた広島市長にたいし、安倍首相はまたも触れず。被爆75年の節目にもかかわらず、唯一の戦争被爆国として何も具体的な道筋を示しませんでした▼いまや平均年齢が83歳をこえる被爆者。切実な願いである核なき世界に向け、いっこうに国はふみださない。しかも、いまだに黒い雨裁判のように差別され苦しめられている現実。そのことへの怒りや悲しみが傷ついた心と体を突き動かしています▼自国だけの平和はありえない。平和宣言は国際的な連帯を訴えました。米国の若い世代に聞いたNHKの調査では。およそ7割が核兵器は必要ないと。世界のかけ橋となる被爆地の声に一刻も早く。人類の未来のために。(2020・8・7) 【今日の出来事】1942年連合軍、ガタヌカナルに上陸 1998年ケニア、タンザ…

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広島[「まるで地獄じゃ きょう8月6日」 『東京新聞・筆洗』

終戦後も、使われたはずである。「慰霊」の「霊」は旧漢字の「靈」と難しい。器をかたどっているらしいが、見れば、横一列に並ぶ「口」がある。慰霊に望む時、人は今この世にいない人びとが発する言葉に、耳を済ませるものかもしれない▼きょうは広島原爆忌。午前八時十五分の投下から。「草木も生えない」と言われた七十五年の月日がたって、迎える慰霊の日である▼・・・<ピカは人が落とさにゃ落ちてこん>。耳に響いてくる言葉があるとすれば、「原爆の図」の画家丸木位里さんの母スマさんの嘆きもその一つだろうか、<まるで地獄じゃ・・・鬼の姿が見えぬから、この世の事とわ思うたが>などの言葉とともに書き留められ語り継がれる▼人が落とす恐れが、この歳月にしてなお消えていない核兵器である。手を合わせながら七十五年の人の営みを問うなら、心にはさらにどんな言葉が返ってこよう▼史上初の核実験から七十五年を迎え、トランプ米大統領は先日、実験を「素晴らしい偉業」と語ったそうだ。地球上にいまだ1万発以上の核弾頭があって、保有国の米中は緊張の渦中にある。核兵器禁止条約は日本が参加せず、発効もしていない▼<しずかにみみを済ませ/何かが近づいてきはしないか・・・午前八時十五分は/毎朝やってくる>生誕百年を迎えた詩人石垣りんさんの『挨拶』。聴くべきものが多い慰霊の日だろう。(2020・8・5)東京新聞 【今日の出来事】1945年広島原爆投下

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「猛暑とマスク着用のあり方」 『赤旗・潮流』

長かった梅雨も明けすっかり猛暑の季節に。そこで問題になるのが、マスク着用のあり方です。新型コロナウイルス感染防止に重要な役割を果たす一方、熱中症のリスクがあるからです▼全国の多くの学校で夏休みが短縮され、8月も登校が続いています。炎天下で顔を真っ赤にしながら、けなげにマスクを着用している姿を見ると、心配でなりません▼マスクで口元の温度が3度上昇するという指摘もあります。子どもたちにルールを一律に押し付けるもではなく、せめて登下校時、苦しいときは外してもいいなど、柔軟な対応はできないものか▼論争にもなったのが、ランニング時のマスク着用の是非です。マスクや「バフ」と呼ばれる筒状の布をまとったランナーの姿をよくみかけますが、日本臨床スポーツ医学会などは7月1日、屋外での運動時のマスクは熱中症や呼吸不全のリスクが高く「推奨しない」との声明を出しています。その上で、信号待ちなどで2㍍以上の社会的距離を求めています▼各地で再開されている小規模のスポーツイベントでも、、開始までは参加者にマスク着用を促し、開始後は任意という対応をとっているケースが多いようです▼とはいえ、これだけ市中感染、経路不明の感染が広がってしまえば「マスクを外して大丈夫加」と不安になるのは当然です。熱中症予防の観点からマスク着用で柔軟な対応を可能にするためにも、どこでどう感染が広がってるかを明らかにするためのPCR検査体制の拡大は急務です。(2020・8・5) 【今日の出来事】1963年部分的核実験停止条約調印 1968年那覇港でコバルト…

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「こんどはワーケーションだって」 『赤旗・潮流』

仕事中毒を意味するワーカーホリックという言葉がひろまったのはいつ頃か。仕事(work)とアルコール依存症(alcoholic)の合成語ですが、あてはまる人は世の中にたくさんいました▼休憩時間を削る、休日のすごし方がわからない、プライベートに仕事をもちこむ、披露がたまってる・・・。昔から滅私奉公が強いられてきた日本では何よりも仕事優先になりやすい。経済的な利益を追い求める動物のような姿は欧米からエコノミックアニマルとやゆされたことも▼いまコロナ禍のなかで政府が新しい働き方を盛んに打ち出しています。テレワークに続き、こんどはワーケーション。仕事に休暇を意味するバケーションを合わせたもの。普及にとりくむという菅官房長官は余暇を楽しみながら働こうと▼これにはSNSでもこんな声があふれています。旅行先でも仕事をしろというのか。これは余暇ではない。「Go To トラベル」といい、この政権から出てくる横文字は無策を覆い隠す怪しげなものばかりです▼巨額を注いで出かけることを促しながら、一方で担当大臣がテレワークやお盆の帰省に注意を呼びかけるちぐはぐさ。感染拡大を抑えるための基本方針さえ定まらない体たらくをさらけ出しています▼そんなにワークを使いたいなら、国際的に提唱され促進されているディーセントワークがあるのに。人間らしい労働です。コロナ体験から、まともな働き方に今こそ変える。安倍首相には思いつきもしないでしょうが・・・。(2020・8・4) 【今日の出来事】1944年アンネ・フランク連行される。

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「長生きを喜べる社会を」『赤旗・潮流』

介護とはなんぞや。大まかなとらえ方が日本で明確なったのは半世紀ほど前。たとえば、老年介護や認知症ケアの先駆者といわれる中島紀恵子さんはこんな定義づけをしています▼健康や障害の程度を問わず、衣食住の便宜さに関心をむけ、その人が普通に獲得してきた生活の技法に注目し、身のまわりを整えるうえで支障があれば「介護する」という独自の方法でそれを補い支援する活動である(『介護福祉』)▼その人自身が人間として人生でなそうとしていることを病気や障害、老いのために無に帰すことのないよう、補い助ける。日々それを実践する人たちの工夫や労苦を思うと頭が下がります▼現場の萎縮を払拭してくれたー。長野県の特養「あずみの里」をめぐる裁判で出された高裁の逆転無罪。おやつにドーナツを出して入所者を窒息死に至らせたとして起訴された準看護師が一審で有罪にになったことは全国の介護現場に衝撃と混乱をひろげました▼慢性的な人で不足で余裕のない体制。それを傍観し、不要不急なことに財源を注ぐ国。そのうえ、実態を見ずに罪に問われたら・・・。”とてもやってられない”と声をあげるのも当然でしょう▼介護保険制度が始まってから20年。その歩みは値上げとサービス制限、人材確保策の失敗だったと、高齢社会をよくする女性の会の樋口恵子さんは指摘しています。平均寿命が毎年延びる今日。保険あって介護なしといわれる現状の打開は待ったなし。長生きを喜べる社会をつくるためにも・(2020・8・3) 【今日の出来事】1977年原水禁統一世界大会、14年ぶりに開催

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第61回公主嶺会の中止について

本格的な夏となりましたが、皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます。日本各地を襲った7月の豪雨の被害はいかがでしたか。お見舞い申しあげます。 また、1月末からの新型コロナウイルス感染症の蔓延は皆様ご存知の通りで、東京では、多数の感染者のことが報告される毎日です。  さて、例年のように10月に公主嶺会(現・中国東北部)を開き、皆様にお目にかかりたいと楽しみにしておりましたが、高齢者が集まるこの会は、大変残念ですが、見送るほうが良いと思うに至りました。  ワクチン接種が行き渡り、思う存分にお話ができる日が来るまで、お元気でお過ごしくださいますように、お祈り申し上げます。  2020年7月 [公主嶺会世話人」天笠幸雄、宮崎 迪、渡辺令子 土屋洸子(☎042-410-3855)田村 優(上野ターミナルホテル公主嶺会事務局担当 (☎03-3831-1110) 

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ダンマリを決め込む安倍首相 『赤旗・潮流』

帰るべきか、帰らざるべきか。新型コロナウイルス感染の急拡大に、振り子のように揺れています。母、85歳。故郷で一人暮らし。留守番電話には、東京にいるわが子を案じる声が残されていました▼お盆前に、同じように悩んでいる人はいるのではないでしょうか。自分が無症状の感染者かもしれない、という不安をぬぐうのは、PCR検査にほかなりません。せめて自分の住む自治体の陽性率のデータがほしい。切実にそう願います▼そんな中、「世界で159位」という数字に衝撃を受けました。共産党の志位和夫委員長が安倍晋三首相宛ての緊急申し入れで示した「日本のPCR検査の人口比での実施数」(7月28日現在)です。1日現在の最新データで157位に上がったとはいえ、世界第3位の経済力をもつ国の数字とは、とても思えません▼東京都医師会の会見では、SNSに「国の無策の中、感染者が増えるのは我慢できない」と投稿した尾崎治夫会長が、「ぜひ国会を開いて議論していただきたい」と語気を強めました。ここでも訴えるのは、PCR検査の拡充です▼尾崎会長は本紙日曜版8月2日号にも登場。流行地域全体でPCR検査を行い、補償と一体の休業要請に踏み切ることを主張します。「経済効率優先では医療を担う人を育てることはできません。やはり新自由主義」ではダメです」とも▼この緊急時に国会を開かず、記者会見もせず、ダンマリを決め込む安倍首相。いつまで”巣ごもり”を続けるつもりなのでしょうか。(2020・8・2) 【今日の出来事】1939年アインシュタイン、ルーズベルトに核兵器かい…

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「戦後75年の8月です」『赤旗・潮流』

亡くなる3カ月前。俳優の高倉健さんは自宅で、ある朗読の収録に望みました。「日本が戦争に負けたらしい」。14歳のとき、ふるさとの福岡でむかえた終戦ん日の記憶です▼戦争体験者として味わった「人生が変わる一瞬」を伝え残したい。そんな思いに突き動かされたといいます。いま東京・国立駅の旧舎で著名人の8月15日を文や絵、本人の肉声から感じられる展示会が開かれています。さまざまな感覚で戦争を受けとめるきっかけになってほしいと▼いまや、子どもたちの祖父母も多くは戦後生まれ。身近な人から戦争の体験を聞く機会がほとんどない世代にどうやって知ってもらうか。平和をつないできた人びとにとっても大きな課題になっています▼終戦の年に生まれ、長く戦争や原爆の詩を朗読してきた吉永小百合さんも危機感を抱いているひとり。先日テレビで語っていました。いつまでも戦後を続けるためには戦争は絶対やめようという意識をおとなも子どもも持たなければ。平和は願ってくるものではない。みんなでつくらないといけない▼人の命や日常が理不尽に奪われていく恐ろしさ。日々の生活や教育に戦争がどう組み込まれていったか。当時の実物資料が物語る企画展も練馬区のふるさと文化館で催されています。自分と重ね、失われたものを想像できるように▼世界がつながり、コロナ禍や災害によって日常が変化し、他者の命を感じあう時代。ともに生きる社会への転換のなかでむかえる、戦後75年の8月です。(2020・8・1) 【今日の出来事】1894年、日本、清国に宣戦布告 1943年朝鮮に徴兵制をし…

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