「長生きを喜べる社会を」『赤旗・潮流』

介護とはなんぞや。大まかなとらえ方が日本で明確なったのは半世紀ほど前。たとえば、老年介護や認知症ケアの先駆者といわれる中島紀恵子さんはこんな定義づけをしています▼健康や障害の程度を問わず、衣食住の便宜さに関心をむけ、その人が普通に獲得してきた生活の技法に注目し、身のまわりを整えるうえで支障があれば「介護する」という独自の方法でそれを補い支援する活動である(『介護福祉』)▼その人自身が人間として人生でなそうとしていることを病気や障害、老いのために無に帰すことのないよう、補い助ける。日々それを実践する人たちの工夫や労苦を思うと頭が下がります▼現場の萎縮を払拭してくれたー。長野県の特養「あずみの里」をめぐる裁判で出された高裁の逆転無罪。おやつにドーナツを出して入所者を窒息死に至らせたとして起訴された準看護師が一審で有罪にになったことは全国の介護現場に衝撃と混乱をひろげました▼慢性的な人で不足で余裕のない体制。それを傍観し、不要不急なことに財源を注ぐ国。そのうえ、実態を見ずに罪に問われたら・・・。”とてもやってられない”と声をあげるのも当然でしょう▼介護保険制度が始まってから20年。その歩みは値上げとサービス制限、人材確保策の失敗だったと、高齢社会をよくする女性の会の樋口恵子さんは指摘しています。平均寿命が毎年延びる今日。保険あって介護なしといわれる現状の打開は待ったなし。長生きを喜べる社会をつくるためにも・(2020・8・3) 【今日の出来事】1977年原水禁統一世界大会、14年ぶりに開催

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第61回公主嶺会の中止について

本格的な夏となりましたが、皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます。日本各地を襲った7月の豪雨の被害はいかがでしたか。お見舞い申しあげます。 また、1月末からの新型コロナウイルス感染症の蔓延は皆様ご存知の通りで、東京では、多数の感染者のことが報告される毎日です。  さて、例年のように10月に公主嶺会(現・中国東北部)を開き、皆様にお目にかかりたいと楽しみにしておりましたが、高齢者が集まるこの会は、大変残念ですが、見送るほうが良いと思うに至りました。  ワクチン接種が行き渡り、思う存分にお話ができる日が来るまで、お元気でお過ごしくださいますように、お祈り申し上げます。  2020年7月 [公主嶺会世話人」天笠幸雄、宮崎 迪、渡辺令子 土屋洸子(☎042-410-3855)田村 優(上野ターミナルホテル公主嶺会事務局担当 (☎03-3831-1110) 

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