[「コロナ時代に少人数学級を」『赤旗・潮流』

「1クラス20人じゃなかったら今、死んでます・・・」。画面の向こうから、小学校教員がくりかえしました▼つい先日のオンライン学習会で、まず目に飛び込んだのは「教室空間のゆとり」でした。机と机の間はゆったり。ぐるぐる回って子どもに声をかけることができます。一人一人に気を配る時間も確保されるため、「まあ、20人ならいけるかな。やれることの幅も広がりました▼机が40個並ぶと、その間はわずか20㌢。「体を横向きにして歩くしかない」と嘆く教員。「ソーシャルディスタンスは、もちろん取れません。教育研究者有志が呼びかける「#コロナ時代に少人数学級を(署名)」に寄せられる訴えが、胸を締め付けます▼「そもそも教室は狭い」。ある小学校教員はこう言います。子ども机の横には、いろいろな持ち物もかかっている。なのに40個も並べるからすぐぶつかって、いざこざも起きやすいと。狭い部屋にぎゅうぎゅうに押し込められて長時間過ごす子どもたち。人数が少なければ「教室の空気も変わる」と▼「それに、子どもはあせらなくてよくなるんです」とも。プリントを配ったり集めたりするのもすぐ終わり、「早く!」とせかさなくて済むからです。子どものゆとりと教員のゆとりとの好循環が生まれ、日々の丁寧な対応につながっていくことでしょう▼せめて1日1回でいい。教員に声をかけてもらえたら。「私のことも、ちゃんと見てほしかった。そんな切なさをかかえた子どもが、一人でも少なくなりますように。(2020・8・20) 【今日の出来事】1945年灯火管制解除 1968年チェ…

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