「女性はいくらでもウソ・・・」 『赤旗・潮流』

ひとりになるのが怖い、眠るのが怖い、外に出るのが怖い、人混みが怖い、男性が近くにいると怖い。いつまでも残る恐怖や不安。仕事や生活も奪われ、夢や希望さえ見失ったー▼望まない性行為をうけた被害者の多くは誰にもいえず、深い苦悩を抱えこみます。打ち明けても周りの反応でさらに傷つくことも。相談された側は、まず被害者の気持ちによりそい、言うことを信じる。それが大事だと(『サバイバーズ・ハンドブック』)▼「女性はいくらでもウソをつけますから」。こう言い放った自民党の杉田水脈(みお)衆院議員への怒りがひろがっています。勇気をもって性暴力を訴えようという被害者の思いをふみにじり、女性全体の尊厳をおとしめるものです▼はじめは発言を否定しながら、一転して日記のようなブログで認める不誠実さ。発言の重大さを省みないどころか、「一部訂正」で済ませようとするこそくさ。ウソをつくのは自分だったと身をもって▼これまでも性差別や人をさげすむ発言をくり返してきました。そんな人物を国会に送り、いつまでもかばい、なれ合ってきた自民党の罪は思い。こうした言動を受け入れる体質が横たわっているからでしょう▼「自民党内の男社会の空気感がわかるというか・・・」。テレビで女性キャスターが言及していました。発言の撤回と謝罪、辞職を求める署名には13万人が賛同し、各地で抗議の声があがっています。それは就任以来、国会から逃げ回っている菅首相の責任にも向けられています。(2020・10・4) 【追記】自民党議員は「いくらでもウソをつきますから」。

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