大阪市廃止 再び否決 『赤旗・潮流』

大阪の地をたどると都市としての性格が貫かれているといいます。古代・難波宮(なにわのみや)をはじめ、中世の寺内(じない)町や城下町、天下の台所と呼ばれた近世、そして国際的な大都市に発展した現代と▼めっちゃうれしいー。古くから商業や流通の要になってきた伝統都市の存続が決まりました。ふたたび打ち破った「維新」の廃止論。5年前につづく否決は、彼らがもちだした二重行政の解消や住民サービスの充実が、いかにまやかしだったかを改めて示しました▼市民の間には喜びとともに複雑な胸中もあります。この住民投票自体が、自分たちがよって立つ地盤をより良くしたいといういう願いに対立と分断をもちこんだからです。大坂市の権限や財源を手に入れるために掲げた「都」構想。それは住民を二重に裏切る偽りの看板でした▼それを旗印に10年も叫びつつげ、巨額の税金を投入し、府・市政と住民を混迷させてきた。「維新」の責任は大きい。”一丁目一番地”としてきた政策を失ったいま、その存在意義も問われます。自党の議席のために態度を翻し、大阪市を売った公明党の罪も重い▼東京一極集中が進むなか、大阪をふくめ各地の都市は疲弊しています。地域社会が横並びしていくことで特性を失い、喪失感を抱く人も。しかもコロナ禍で社会は縮み、人びとはくらしに不安や悩みを抱えています▼積み上げてきた歴史や伝統に住民が愛着や誇りをもち、あすへの希望にどうつなげるか。それをつくりあげていくのは、対立ではなく共同の力です。(2020・11・3)
追記】「維新の会」の衰退と「公明党」の陰湿さがいよいよあらわになりました。

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