今よみがえる「イマジン」の響き 『赤旗・潮流』

白衣姿で熱唱する医師や看護師、ネットでつなぎながら歌い上げる俳優や歌手。コロナ禍の2020年、ジョン・レノンの「イマジン」がふたたび世に響きました▼戦争やテロ、差別や分断。暴力や憎しみが社会を覆うとき、この歌は、なんども口ずさまれてきました。さまざまな壁をのりこえ、人びとが結ばれる世界をともにつくろうと呼びかけながら▼ジョンが凶弾に倒れてから40年、生誕80年の今年。記念の催しが各地で開かれ、今月8日の命日には追悼の集まりも。東京・六本木で開催中の「ダブル・ファンタジー ジョン・アンド・ヨーコ」展には、世代をこえた多くの人が足を運んでいます▼ビートルズのジョンと、前衛芸術家のオノ・ヨーコ。ちがう世界で行きてきた2人が出会い、刺激しあい、愛と平和を訴えつづけ、行動してきた激動の日々。その足跡や作品の背景が展示から伝わります。アイドルとしての言動の自由を縛られていたジョン「ヨーコはぼくの自我を目覚めさせた」と▼実際、真っすぐな言葉や思いを歌に込めるように。男性優位だった考え方も、ヨーコとの話し合いで変わっていったと話しています。あの「イマジン」も合作です▼普遍的なものを追い求め、ファンタジーはすぐ先の現実と語っていた2人。亡くなる直前のインタビューでジョンが同じ世界に生きる人たちに向けたメッセージがあります。「どんな時代になるのか、ぼくらにかかっているのだから」。それはコロナ危機の今によみがえってきます。(2020・12・9)

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