「国がネグレクト」コロナ禍 『赤旗・潮流』

「菅首相が『自助、共助』と話しているのをテレビ見てたら怒りで涙が出てきてね・・・」。林たみ子さん(72)がそう話していました。息子の政臣さん(45)は自閉症で知的障害もあります▼障害があることは「自己責任」とばかりに、生きるために必要な支援に対し自己負担を課した障害者自立支援法。生存権や尊厳を奪われたと、全国の仲間とともに正臣さんは国などを相手に違憲訴訟をたたかいました▼正臣さんが暮らす入所施設では、障害のある仲間たちが人間らしい豊かな暮らしを送れるよう職員が支えています。昨年、体調を崩した正臣さんは病院へ。体調の悪さと不安で混乱し、パジャマに着替えたり元に戻したり、何度もトイレにに通う「確認行動」も。寄り添ったのは職員です▼人手不足のなか、勤務調整までして入院中の24時間の付き添いも試みましたが、インフルエンザ流行期。かないませんでした▼入所者が入院するとその日数分の報酬は施設側に入りません。さらに入院中の仲間を職員が付き添っても報酬はゼロです。それでも施設で暮らす仲間は”家族”。入院時も仲間を第一にと、心を砕いています。そんな職員集団は、かけがえのない「宝です」とたみ子さん▼1カ月に数人が入院してしまうと、施設経営は深刻に。福祉現場の人手不足は制度がつくり出しています。「コロナ禍のいま、国が本来手当すべきところを職員が使命感だけで補っています」と施設長はこぶしを握ります。「国がネグレクトしているようなものだ。

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