[『オンブズマンが行く』NO.199

江東区民オンブズマンの会発行の機関紙2021年の1月号をいただいています。その一面下のコラム「声」を以下紹介します。 【声】新しい年が明けお天気つづきだがなぜか腹の立つことが多い▼コロナ感染が世界規模で広がるなか、Go To ストップの先送り、河合もと法相夫妻の大規模選挙買収事件。秋元司のカジノ汚職につづく、元農水相へのワイロ1800万円!。逃げ回る安倍晋三のウソ答弁も呆れる▼3・11の被災者が10年たっても4万人も村に戻れないーなどなど。きわめつけは高齢者の医療費窓口負担いよいよ2倍にー▼自民・公明が合意したというが、年収200万円以上(単身世帯)の後期高齢者の医療費窓口負担を2割に引き上げるという▼「高齢化社会」などと言われてお年寄りが大事にされるとおもいきゃ、とんでもない。少ない年金まで根こそぎ奪うつもりだろうか? ▼落ち込んではいられない。今年は都議選、解散総選挙があるやも。区民に悪性のウラ側を示すのがオンブズマン。その役割を果たしたい。

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『本当にたたかうべき相手は』『赤旗・潮流』

日本を特別視する風潮がある。私が思うのは先の戦争。日本は勝てると信じていた。そこに冷静な状況分析はなく、ただ漠然と自分たちは勝てると思い込んでいた。今回の新型ウイルスでも似た空気を感じたー▼昨年の5月末、最初の緊急事態宣言が解かれたあとでした。ウイルス学の世界的な権威、河岡義裕・獣医学博士がそう警鐘を鳴らしていました。一気に自粛ムードが緩んでしまえばふたたび感染拡大を招きかねないと(『新型コロナウイルスを制圧する』)▼多くの国民や専門家の懸念を現実に変えてしまったのが政府のGo Toでした。もう大丈夫とばかりに旅行や外食を喚起・奨励し、各地に人波や蜜をつくる。一方で備えは怠る。ふたたびの緊急事態はまさに失敗による人災です▼このウイルスの感染が国内で初めて確認されてからあすで1年。命や健康、生活を奪われ、人生を狂わされた姿は絶えず、収束の見通しもたっていません。感染の増加ベースは加速し、死者も1日で3桁に達するかの勢いで増えています▼いつ終わるともしれない、見えないものとの苦闘。しかし、人類はそれを乗り越えてきました。相手の正体を正確に知り感染予防を徹すれば抑え込むことは可能だと専門家も指摘します▼地球上に無数に存在し、変異していくウイルス。新たなコロナウイルスの出現サイクルも早まっているといいます。私たちが本当にたたかうべき相手。それは科学を無視し、人命を軽んじる政治や体制なのかもしれません。(2021・1・15)

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