戦争被害者放置するな 全国空襲連

 民間人の戦争被害者を救済する法律の成立を求め、被害者や遺族などでつくる「全国空襲被害者遺族連絡協議会」は16日、衆議院第2議員会館前でサイレント街頭宣伝を行いました。ころな禍で2回目の緊急事態宣言が出される中、訳20人が参加。参加者は距離を取り「戦争の後始末は済んでいない!もう待てない、空襲被害者に救済を」と書かれた横断幕や東京大空襲の写真パネルなどを手に、無言で通行人にアピールしました。  河合節子さん(81)は5歳のとき茨城県に疎開。東京に残っていた家族4人のうち母と弟2人を東京大空襲で亡くしました。3人の遺体は今も見つかっていません。「本当は去年救済法が成立してほしかった。こんなことを76年間も放置してきたのが許せない」「もう一度同じこと(戦争)が起こったら、被害者はまた放置される」と話し、今通常国会中の救済法成立の実現と賠償を強く求めました。  昨年9月から大学を休学して全国空襲連を支える活動をしている桐山愛音(かのん)さん(21)=大学3年生=は「国が民間人の戦争被害者を放置しているのは重大な問題。国の人権意識や、あり方が問われている」と危機感をあらわにしました。  救済法は、空襲や沖縄戦などで心身に障害や傷を負った人に一律50万円を特別給付します。(しんぶん「赤旗」17日付)

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