あれから76年「東京大空襲を語り継ぐつどい」
東京大空襲があった3月10日び先立って毎年開いてきた「東京大空襲を語り継ぐつどい」の集会(昨年は中止)を、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、いj前に収録したオンラインによる動画配信(期間は3月1日~14日)で開催サれました。(以下画面へ 「こうとう民報」ー2021年3月号)なお、空襲体験やセンターの現状、早乙女勝元氏挨拶など全ての内容を録画したDVDは1枚5百円+送料百円。問い合わせは同センター03-5857-5631
卒業式で歌った「海ゆかば」 永井至正
弥生三月は「別れの月」。そして、四月卯月は「出会いの月」。誰しもが回想するのは、小学校の卒業式に何をうたったかでしょう。僕が小学校(当時は国民学校)を卒業したのは、あの太平洋戦争の最終年、1945(昭和20)年の三月。ところは旧満洲(現中国東北部)の公主嶺という小さな町でした。その卒業式で歌ったのは「校歌」はともかく、何と驚くなかれ「海ゆかば」でした。
「海ゆかば」といえば、知る人ぞ知る、戦争末期、南方戦線などで日本軍が玉砕(全滅)したときにラジオ放送の初めに流される曲。天皇のそばで死のう、我が身を振り返ることはない、という歌詞あった。あのとき軍国少年だった僕が、学友とともに好調に直談判。「卒業すれば、もうこれから誰にも会えなくなるかも知れないから『海ゆかば』を歌わせてください」との願いが認められました。
そのときの校長の顔が思い出されます。少し間をおいて、僕たちを見渡すように、キッとした表情で、「わかった」と一言。前年の昭和19年僕の兄が神風特攻で戦死したことが頭をよぎったのかも知れません。
当時は敵性音楽だから「ホタルの光」や「仰げば尊し」は当局からの歌唱禁止の指示。そのこともあって、、斉唱したのは「海ゆかば」。涙、涙の「別れの式」になっていた。恐ろしくも辛く悲しいじだいでした。あれから76年、今、戦争の気配がただよう世相。もう、けっして繰り返してはなりません。
【注】日中友好教会江東支部ニュース・2021年3月号に掲載されたもの。写真は満洲公主嶺小学校の全景。
「青春とは『恋と革命』よ」『赤旗・潮流』
「あれっ、『探偵!ナイトスクープ』に出ていた社長さんじゃない」。大阪の日本城タクシー社長、坂本篤紀さんがビデオで登場すると驚きの声があがりました▼志位和夫委員長が訴えた日本共産党近畿オンライン演説会(20日)は多彩な応援弁士でも話題に。視聴回数は数日で5万回を超えました▼坂本さんは2016年に民法で放送された「社長さんとの最後の登下校」で話題となりました。当時小学校3年だった女児がお礼の手伝いを番組に依頼。路線変更でバス通学できなくなったため坂本さんが自車でプライベートに送迎していました▼熱い心は変わりません。コロナ禍で大型バス3台を売り雇用を守ろうとする坂本さん。「今の政権は無策。無能な上に、”中小企業は半分になったらええねん”と助ける気はない」と憤り、「弱い者の味方」に期待します▼同志社大学教授の岡野八代さんがケア労働の大切さにふれながら「新しい政治の風を」とエール。予告になかった作家の瀬戸内寂聴さんの応援メッセージが読み上げられると「えー、マジか」とチャットに書き込みが「忘己利他(もうこりた)」とは自分を忘れて他人に尽くすという意味と解説し、「政治の世界でこれを貫いているのが共産党ではないか」と瀬戸内さん。「ホロッ」ときた」と感想が▼共産党は期待を受けながら衆院近畿比例で2議席から4議席への倍増をめざします。「青春とは『恋と革命よ』」。瀬戸内さんの若々しい気持ちに負けずにいい世の中にするために。(2021・3・27)
「空襲救済 今国会で」街頭宣伝 『赤旗』
民間人の空襲被害者の救済法案の成立を求める「全国空襲被害者連絡協議会」は25日、「こんにちは」と声をかけながら、活動を紹介するビラを渡す街頭宣伝を衆院第2義委員会官前で行いました。
空襲被害者の救済をめぐっては超党派の「空襲議連」が総会で「特定戦災障害者に対する特別給付金の支給に関する法律案」の要綱を決定、14日に同議連の自民党議員が下村博文同党政調会長と面談するなど大きなヤマ場となっています。
東京大空襲で母親と1歳半の弟を亡くした鈴木正信さん(79)=川崎市=は「空襲で母の骨なき墓合掌」の手書きのプラカードをかかげ「公の死は国が保障すべき」と指摘し、「ここであきらめたら、国は知らん顔になる。『そうじゃない』という思いで行動している」と話しました。
根本徳三さん(88)=東京都江戸川区=は「年齢からもみんな(今国会が)最後だと思いながら活動している。いま生きている人だけは救いたい」と覚悟を語ります。
遺族の河合節子さん(81)は、民間人の空襲被害者の救済措置が一つもないことから「過去の人の問題ではなく、今の人の問題。まずはこの救済法案を通してほしい」と強調し、「今国会で、私たちが生きているうちに・・・と強く思う」とのべました。救済法案は、空襲や沖縄戦などで心身に障害や傷を負った人に一律50万円を特別支給する内容です。(2021・3・26)
「平和の俳句」東日本大震災10年
復興のはじめの一歩は原発ゼロ 森 孝行(77)愛知県一宮市
<黒田杏子>原発ゼロ。何とか実現出来なかと希い続ける人。新の復興は結局ゼロからスタートするのだと考える人の一行。
【追記】今日はこのシリーズ20回目、不思議に思うのは高齢者の投稿が多く、10代の二人を除いて20,30,40代は皆無。また地域別からみると、東北地方からは一人だけ。どうしてだろう?
「頼もしい若者の声」 東京新聞・「発言」
東京新聞は週に一回だろうか、「発言欄」で”若者の声”を特集している。当初は興味本位で見ていたが、なかなかな意見が述べられており驚かされ、時には発想の意表さに虚を突かれ感心することがある。3月19日付の「発言」(千葉夏帆さん=14歳)はオーソドックスだが、今のおとなが留意しなければならないことが訴えられている。
「赤旗」学割5月1日開始
5月1日から「しんぶん赤旗」日刊紙、電子版の学生向け割引制度が始まります。学生(大学、短大、専門学生、大学院、高専4・5年生)を対象に月2200円(税込み)となります。4月1日から青年・学生には電子版が1カ月間無料になります。
「解除で感染再拡大招けば」 『東京新聞・筆洗』
季節外れな話となるが、イソップに「セミとキツネ」という話がある。セミを食おうと狙うキツネがセミに木から降りるようそそのかす。「とてもいい声だ」「この声の持ち主はどんな生き物かな」・・・▼警戒するセミは試しにと。一枚の葉を落とす。勘違いしたキツネは葉に襲いかかり、セミはたくらみに気が付く▼われわれにも「木から降りておいで」と声がかかっているようである。新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言。菅首相としては宣言が延長されていた東京など首都圏の一都三県についても21日をもって解除したいらしい▼解除となればニカ月半ぶり。そう聞いても晴れやかな気分になれないのは本当に大丈夫かという心配のせいだろう。セミを誘うキツネの甘い声を聞いている気にもなる▼なるほど、病床使用率は下がっている。反面、肝心の新規感染者の減り方は胸を張れるほどではない。感染力が強いと聞く変異ウイルスの影響も恐ろしく、解除で感染再拡大を招けば、今後、ワクチン対応に集中したい医療機関にまた大きな負担をかけることになる▼生活上のストレスや経済を思えば、いつまでも宣言を続けるわけにはいくまいが、せめて、解除の場合は安全を確かめながらゆっくりと木を降りる慎重なセミとなりたい、浮かれ、元の生活を急げば、コロナというたちの悪いキツネの思うつぼだろう。(2021・3・18)
続 東京大空襲 朝鮮人犠牲者追悼
1945年の東京大空襲かあら10日で76年を迎え、約10万人の犠牲者のうち1割を占めるとの指摘もある朝鮮人犠牲者の追悼会が13日、東京都墨田区の都慰霊堂で開かれ、約70人が参列した=写真。新型コロナウイルス禍の影響で、初めてインターネットでも生中継した。
追悼会は2007年から毎年開催。追悼の言葉を読み上げた在日朝鮮人の大学生チョ・ソファさん(20)は「全ての朝鮮人犠牲者に深い哀悼の意を表したい。歳月が流れ世代が変わっても、強制連行の歴史を忘れない。過去の犯罪を精算させる闘いを続けていく」と延べた。
東京大空襲 朝鮮人犠牲者追悼
1945年の東京大空襲から10日で76年を迎え、約10万人の犠牲者のうち1割を占めるとの指摘もある朝鮮人犠牲者の追悼会が13日、東京都墨田区の都慰霊堂で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、初めてインターネットでの生中継も実施。
追悼会は2007年から開催している。主催する市民団体「東京大空襲朝鮮人犠牲者を追悼する会」によると、太平洋戦争中は原罪の墨田区などに軍需工場があり、動員され働いていた朝鮮人労働者とその家族が亡くなった・(東京新聞夕刊・3月13日付)
福島第一原発「作業員日誌」『東京新聞・片山夏子』
あの日から十年。しかし、被災者には「節目」はありません。福島第一原発で働く作業員にとっても同じでしょう。それでもときは流れていきます。1面トップは「作業員日誌」特別編です。(編集日誌」(瀬)なお、聞き手は片山夏子福島特別支局長
【50歳・下請け会社社長】
震災と原発事故からの十年は、あっという間だった。ずっと何かに追われているようで、地に足が着いていない感じ。ふと俺は何をしているのかと思う時が今もある。俺も従業員も原発近くの地元に戻れていない。会社の事務所を置くのも地元か避難先か迷ったまま、十年が過ぎてしまった。(以下画面をー)
[ひとの復興はいまだ寒々しい」『赤旗・潮流』
住宅地の一角に木碑が建っています。正面に刻まれた「大きな地震が来たら戻らず高台へ」の文字。ここは、岩手・大鎚町の安渡地区。あの日の津波で200人以上が犠牲になった場所です▼8年前に地元の高校生が発案し、住民の協力で建立。震災の風化を防ぎ、教訓を伝え続けるため、4年ごとに建て替えられてきました。お披露目された新しい木碑の側面には「未来 帰らぬ人の想いを背負い 繋いで生きていく」▼東日本大震災から10年。津波に襲われ、がれきと化した三陸沿岸部は様変わりしました土地は造成され建物は新設され、道路や鉄道が開通。コンクリートの巨大な防潮堤がそびえ立ちます。進むまちづくり。しかし、ひとの復興はいまだ寒々しい▼どこも人口減や空き地対策、被災者の心のケアが深刻な課題に。コロナの追い打ちもあり、飲食や商店を営む人たちの口からはため息ばかり。「先行きも見えず、不安しかない」▼震災時からカメラを通して大鎚の移り変わりを見てきた中村(旧姓=菊池)公男さんは「地域の支え合いは残っている」といいます。だからこそ、自治体は生活者や起業する若者たちの要望に耳を傾けそれを支援に生かすべきだと▼NHKのアンケート調査ではいまの復興の姿を「思い描いていたより悪い」と答えた被災者が半数以上も、進まない生業や地域の再生。被災地の現状は地方やひとに冷たい「日本政治の縮図」のようだという中村さん。そこを変えこそ未来へとつながるはずだと。(2021・3・11 )
【注】福島県いわき市の「いわき震災伝承みらい館」では、メッセージをつづった黄色い…
「平和の俳句』東日本大震災10年
人々の英知は無限春北斗 河端 不三子(76)埼玉県熊谷市
<いとうせいこう>震災もコロナも、我々を追いつめる。しかしそこに熱く冷静な人類の英知が集まり、北斗輝くごとく窮地を抜けてゆく。
【追記】東日本大震災から10年。ここのところの東京新聞は被災者の心に寄りそい、「平和の俳句」などで大キャンペーン。きょうの一面の紙面構成は人類の英知の奥深さを感じさせ感動。だが、人びとの悲しみ、無念さを怒りに押し上げることの難しさを知る。17文字での表現は所詮無理なのか。(永井至正)
山田耕筰曲 <何だ空襲> 『東京新聞・筆洗』
先日亡くなったテレビプロデューサーの鴨下信一さんが著書「昭和のことば」で、紹介していた曲を聴いてみる。覚えやすくて朗らかな曲調にかえって恐ろしくなる。曲は「なんだ空襲」(作詞・大木惇夫、作曲・山田耕筰)という▼1941(昭和16)年、戦意高揚を目的に作られた。後の歴史を思えばあまりに残酷な歌詞だろう。<警報だ、空襲だ それがなんだよ備えはできてるぞ><敵機何台来ようと平気だよ><持ち場持ち場にかけよう命>。敵機はおそるるに足らない<蚊とんぼ、とんぼ>、焼夷弾は消せる(火の粉)と歌っている▼45年の東京大空襲から10日で76年となる。空襲は<それがなんだよ><平気だよ>どころではなく、大勢の命を奪っていった。戦争末期とはいえ、あの勇ましい歌を信じていた人もまだいたはずだ▼空襲が奪ったのは命や財産ばかりではない。作家、吉村昭さんの体験である。ある空襲の夜、寝間着姿の高齢女性が道を這っているところを見た▼抱え起こすと、「残されまして、残されまして」と繰り返す。家族に置き去りにされ、追いつこうとここまで這ってきたらしい▼どんな事情があったか分からないが、空襲という極限状態に人はまともな心を奪われ、家族さえ捨てさせるのか。「なんだ空襲」の虚しさに「地獄なんだ空襲」とつぶやく。ほんの76年前のことである。(2021・3・10)
「平和の俳句」東日本大震災10年
幸せだ何事もなくそばにいる 小川 果凜(14)名古屋市瑞穂区
<いとうせいこう>中学二年生のこの句が、まさに私たちの実感だろう。その幸せさえないこともあるのだから、と被災に思いを寄せる。(2021.3.9)
きょうは国際女性デー 『赤旗・潮流』
「女のくせに」「男の上司に代われ」。コールセンターに勤める知人が相手から投げつけられた言葉。それはしこりのように胸にに残っているといいます▼日常に染み出てくる性による差別。どうすれば、そんな社会を変えることができるのか。期せずして二つの本がヒントをくれました。太田啓子さんの『これからの男の子たちへ』と、上野千鶴子さんの『女の子はどう生きるか』▼弁護士でシングルマザーの太田さんは小学生の息子2人を子育て中です。そのなかで引っかかるおとなの言動が1男子ってバカだよね2カンチョー放置3意地悪は好意の裏返し。ありがちですが、それぞれ大きな問題を抱えているといいます▼たとえば性別によって周りの受け止め方が違うのは好ましいのか。他者への暴力的なふるまいの萌芽を「男子あるある」として済ませていいものか。動機がなんであれ、してはいけないことを諭すのが、おとなの責任ではないか▼はびこる「有害な男らしさ」。それは男性自身の特権意識や呪縛にも。。東大の入学式で性差別の現実にふれた名誉教授の上野さんは、どの分野でも女性の進出が増えれば革新を起こすと説きます。習慣や伝統にとらわれず「今日の常識は明日の非常識でもある」と▼きょうは国際女性デー。先人たちは長いたたかいの末に平等や権利をかちとり、男中心の「当たり前」に風穴を開けてきました。そして女性をとりまく社会の変化が目に見える時代へ。だれもが呪い解かれ、自由に生きるために。(2021・3・8)
尖閣 「中国の態度に道理なし」『赤旗・潮流』
危険水域が近づきつつあります。中国海警局の武器使用権限を明記した「海警法」の施行から1カ月が経過。2月の沖縄・尖閣諸島周辺での中国公船の領海侵犯は延べ14隻に達し、過去5年間では最悪のペースになりました▼中国国防省は「(尖閣諸島は)中国固有の領土だ。中国公船は自国領海法執行活動を行っている」と延べ、領海侵犯を正当化。この理屈に沿えば、尖閣諸島周辺で取り締まりを行う海上保安庁にたいしても、武器使用が可能になります。恐ろしい話です▼一方、日本側にも懸念すべき動きが出ています。政府は海上保安庁が領海に侵入した船舶に対し、「危害射撃」が可能との見解示しました。従来と立場は変わらないといいますが、「危害射撃」の要件は、あくまで正当防衛です。相手が撃ってこなくても、領海侵犯だけで武器使用の要件を満たすのか▼尖閣諸島を一方的に自国領域とみなし、武器使用まで可能にする中国の態度に何の道理もありません。沿岸各国に認められた権限を厳密に規定した国連海洋法条約など、国際法に明確に違反します。日本政府は国際社会で堂々とそう主張すればいい▼ところが政府は当初、「国際法違反」と断定することさえ渋っていました。弱腰外交を改めない、海保の権限だけを強めればどうなるか▼海警局と海保の背後には、それぞれ中国軍と自衛隊が控えており、何かあれば一気にエスカレートする危険があります。軍事対軍事の悪循環だけはさけなければなりません。(2021・3・3)
ブログ「満州っ子 平和をうたう」2月度アクセス数
21年2月度のアクセス数は3216を数えました。訪問者は延べ2692人。これでブログ全体のアクセス数616,052となりました。お目を通していただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。と同時にご感想、ご意見などいただければ幸いです。
「平和の俳句」 東日本大震災10年
季語になぞなりたくなかった原発忌 曳地 トシ(62)埼玉県飯能市
〈黒田杏子>広島忌・長崎忌・終戦日などは季語として定着。福島忌・原発忌も年々例句が増えています。安全神話崩壊の福島忌。 2021,3,2
「東京大空襲60年のつどい」を回顧
年初来の新型コロナ禍で、多くのイベントが中止になった。ここ東京江東区でも毎年「東京大空襲を語り継ぐつどい」が催されているが、例外ではなかった。伝統ある「平和を語り継ぐつどい」のつなぎになればと、2005年に開かれた「60周年のつどい」の感動を私のブログから再掲してみた。この日は作家の高木敏子さんが講演、多大な感銘を与えた。
「平和の俳句」東日本大震災10年
暁に東北に向き手を合わす 白沢 弘介(79)岐阜県各務原市 (いとうせいこう)まことに私たちの思いはこれだ。非当事者であっても祈ることはできる。耳を傾け、その先に行動することがある。(2021.3.1)
【注】東京新聞が東日本大震災10年を前にして、同社得意の「平和の俳句」を募集していたが、本日から三月いっぱい連日同紙一面に掲載することになった。本ブログもすべてを転載することにした。なお、選者は作家のいとうせいこう氏と俳人の黒田杏子さん。応募数3268句、そのなかから30句が選ばれた。