
3月20日(水)約200名が参加しました。東京大空襲と原爆被害、福島の原発事故に心を寄せて20年「合唱団この灯44名ののみなさんの歌声が心に響きました。(左写真)
合唱のあと、宇都宮健児弁護士が都知事選のたたかいと総選挙後の政治状況にからめて、「平和憲法で暮らしと人権を守る」実践的な課題をを1時間講演していただきました。
中山武敏弁護団長から訴訟の経過と意義についての訴えがあり、続いて東京革新懇代表世話人から来賓挨拶をうけました。

<宇都宮健児さん講演>
戦争は最大の人権侵害であり、戦争被害者の救済は、まさに憲法が変えられるかどうかの時代に非常に重要な課題になっている。日本国内だけの問題だけでなく、従軍慰安婦の問題、中国や韓国から強制連行して働かせた人たちへの救済など日本は侵略国として当然やるべきこと、訴訟を立ち上げて闘うことが被害の実態を裁判所にはもちろん、世の中に訴え、二度と戦争を繰り返してはいけないという大きな歯止めになる。
戦争を知らない世代に語り継いでいくことが憲法擁護、平和憲法を守るうえで重要な課題になっている。地域や学校で、子や孫へ、一人ひとりの戦争体験をきちんと伝えていくことをしていただきたい。(講演の最終部分)
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