戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 -42-

東京新聞に毎日連載されている「平和の俳句」をブログに書き込むことこれで42週目に入った。さる13日には来月(11月分)掲載予定の投稿句が5千を超えていることが報じられている。そして、選者の金子兜太、いとうせいこう両氏のコメントも。

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     考える習慣になる 金子さん
     何らかの形で継続 いとうさん

 
 本紙1目っ身毎日掲載している「平和の俳句」の11月掲載文の選考会が13日、東京都千代田区の東京新聞で開かれた。俳壇の長老金子兜太さん(96)と作家のいとうせいこうさん(54)が、国外からの投稿も含めた5066作品から掲載句を選んだ。
 それぞれの平和への思いを込めた作品を読み終えた金子さんは「平和の俳句をつること自体が、投稿者にとって平和を考える習慣になっていると思う」と、感想を話した。いとうさんは「だからこそ、何らかの形で続けていくことに意義がある」と話し、この「軽やかな平和運動」を末永く続けるよう期待を寄せた。

 つ

天高したたかわないと決めたんだ 笹沼 良子(64) 埼玉県上尾市 2015・10・11

】<金子兜太>「あの戦争で命を亡くされた世界中の全ての方の無念を憲法九条を必ず残す」と力強い主婦の自覚の強さ。

虫のこゑ争う気になどなれぬ 辻本 直子(47) 金沢市 2015・10・12

】<いとうせいこう>確かにあの声を聞いて秋の夜長を過ごすとき、私たちは世のはかなさと静けさを感じる。争いのむなしさを。

せつないよ広島生まれの8月は 長瀬 澄子(69) 東京都三鷹市 2015・10・14

】<いとうせいこう>これだけの時間がたってなを切ない戦争を、始めないための覚悟を再び。 <金子兜太>原爆投下の広島でその翌年生まれた由。「せつないよ」に万感あり。

盆踊りこ拳ぐる手あまた国境を越えて 大川 育子(63) 横浜市青葉区 2015・10・15

】<金子兜太>盆踊りに国境も人種もない。音頭に合わせ、手を挙げて、どこまでも広がる、これが平和の姿です。武器は要りません。

あの日から今日も戦後や稲を刈る 松田 敏江(55) 名古屋市緑区 2015・10・16

】<いとうせいこう>ずっと続いてきたからこそかけがえのない歴史。 <金子兜太>敗戦の日から今日まで、幸いにも稲作をつづけている。さらにつづけたい。

アメリカの老兵罪を謝して逝く 平野 和男(68) 静岡県掛川市 2015・10・17

】<いとうせいこう>作者の知人、元米国海軍士官がつい先日なくなり、ご子息から謝罪のメールがあった、と。心の傷は戦勝国にも。

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