2018年09月12日 いま語らなければ もう時間がない 長崎の平和研究所が続けている高校生の平和意識調査(2006年度)を調べて衝撃をうけた。広島、長崎に原爆が投下された年月日を正しく応えた高校生の割合が3割を切り、過去最低となったという。 それだけではない。太平洋戦争が終わった年月日の正答率も過去最低の2割弱。10年前の1992年の5割強だったことからみると若者の戦争への関心の低下は恐るべきものだ。 今年は元号を昭和でいえば、昭和82年、戦争現場体験者は大正生まれの80代、戦争体験者は昭和ひと桁生まれの70代である。 ある市民運動団体によると、崎の大戦に動員された兵士は780万人で、戦場での戦没者が210万人。帰国者が310万人。このう内、健在者は年々減り、すでに40万人ほどだという。 いま語らなければ、もう時間がない。【追記】以上は2006年に私のPCに保存されていたデータである。あれから12年経った今、ある研究団体の調査では、戦争現場体験者で健在者は2022年度には13万人位になるだろうという。
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