詩集 ロ号33番 永井和子 -19-

 詩人 永井和(1934~2015)年 彼女の処女詩集。日常の暮らしの中で起きた様々な出来事を、主婦の目でつづった詩集。全55篇からなる長編だが順次お手元にお届けしたい。
画像
    わたしの一日と一年
 
 朝 六時半に起きる
 八時 夫に弁当を持たせて送りだす
 それから天気の良い日には洗濯をする
 昼から買い物にいく
 雨の日には本を読み
 縫い物などをする

 春になるとせっせと流しをみがく
 夏の暑いさかりには一日荒いものをする
 夕方子供を行水にいれる
 秋の夜は
 熱いお茶をのみながら
 ファツションブックをひらいてみる
 冬は寒いーー
 わたしはただこたつにちじこまって
 一日 編み物をしている

 ときどき ぽかあんとあいた時間には
 新しい詩(うた)などもうたってみる
        64・4・4
 

"詩集 ロ号33番 永井和子 -19-" へのコメントを書く

お名前:
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。