「ふくわらい」 会報 2019年1月号㊤

 「NPO法人 高齢者が住みよいまちづくりの会」の会報・新年号(NO。119)を頂いた。一面トップは鈴木康吉理事長をはじめ全役員連名の新年の挨拶で飾られ、下欄には恒例のコラム「孫の手」が続きます。署名は(山)さん。
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【孫の手
 「平成最後の年」などと年の瀬に多く聞かれた。平成の時代は大きな格差が生まれ、戦争の道に逆戻りする動きが加速した時代だったと言える▼「古い道具を調べよう」という孫の冬休みの宿題に何かないかと探すと、電話があった。ダイヤル式の黒い電話ぐらいしか我が家にはなかった。母の家も探してみた。古い湯タンポ、手製の防空頭巾がでてきた。古い木綿で作られた綿入りの防空頭巾をみて考えてしまった。まさか地震の時にでも被るつもりで残した訳ではなかろう。大正生まれの母は、生まれた時から子供を産むときまでも戦争の影響下にあった。空襲で逃げまどい母親を亡くしている。戦争が終わっても食料不足、子どもにあめ玉を食べさせたいとの思いも果せなかったいう。そんな思いがこもっていたから捨てられなかったのだろうか▼孫たちは防災ならぬ防空頭巾で何を思うのだろう。孫たちのためにも戦争する日本にしてはならないと痛感する。戦争がどんなものかを防空頭巾から学んでくれたらうれしい。(山)
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