「9条守る私の原点」 赤旗ー「読者の広場」 ④

 しんぶん「赤旗」の『読者の広場』が企画したテーマ「9条守る私の原点」。今各地から多くの投稿が寄せられています。その一つ一つの全文を順次転載させていただきます。今回は第4回目(5月3日)です。
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      叔父らの人生 私は語り継ぐ        
       熊本・八代市 横林 政美(70歳

 憲法9条を守ることは、叔父たちが残した私への遺言。叔父は1940年21歳で入隊。43年待つ戦地からの「今まで頼り不可、最後にこの体が粉になるまで奮闘する。皆々も御元気で働かれよ。御父母様」と書かれた手紙が最後に。44年3月7日ニューギニアにて26歳で戦死。帰ってきたのは戦死の公報1枚。
 父は1937年正月、台湾に出征。7月7日、日中戦争が始まり、9月14日左膝関節部に迫撃砲を受け21歳で負傷。以後この機能は回復せず曲げることが不可能に。不自由な体で、母と農業で4人の子どもを育てた。
 祖母は1985年、90歳で自分の人生を振り返り、「夜寝ていても靴音が聞こえると、戦死の公報ではと眠れない日が。2人の息子が戦地にいても、お国のために働いてくれていると。そんな気持ちにさせたのは、本当の気持ちを言える時代ではなかったから」と。
 召集令状一枚で戦地に送られ、殺され、負傷する不条理。当時の状況を知り、語り継ぎ二度と親、子どもを悲しませない。祖母、父、叔父の仁背宇賀私の原点だ。

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