日米安保「破棄だ!」 歴史理解せず

 米通信社が、トランプ米大統領が私的会話で、「不平等な日米安保条約は破棄」「米軍基地の移設は米国からの土地の収奪」などと語ったと伝えた。(東京新聞ー「こちら特報部」-6月27日付)  日米両政府は「報道にあるような話は全くない」(菅義偉官房長官)などと、トランプ氏流の無軌道発言のたぐいとして火消しに躍起だが、これまでの同氏の過激な政治行動からすれば、本音が出たとみてもおかしくない。発言の真意を考えてみた。(片山夏子、榊原崇仁) ■デスクメモ   バブル経済期には、地上げ屋とセットで「占有屋」というのが問題になった。勝手に人の家に入り込んで「俺はここの土地を管理している、出て行ってほしいならカネを出せ」という出口。もちろん暴力の影をちらつかせつつ、だトランプ氏発言を知り、そんな商売を思い出した。(歩) 2019・6・27

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「片山夏子さん」 関連ブログ 一覧

 東京新聞・社会部の片山夏子記者に取材を受けたのは、2017年の8月1日、15日のこと。ねらいは私が同紙に投稿した「平和の俳句」に係わる「戦争反対の」思いだった。義理固い昭和ひとけた生まれの僕。以後連続して同記者関連の記事を取り上げ続けた。これまでのUP数は170、アクセス数は6332になった。      <アクセス数 ベスト12> ①477 トカラ列島 宝島ルポ ②268 戦後72年目に思う 8・15 ③243 五輪「金」佐藤綾の選手 ④238 牛久シャトーのめない 「閉鎖」 ⑤158 TBS 「この世界の片隅に」 ⑦ 94 「福島を忘れていないか」 ⑧ 93 北海道地震で質問 セイコーマート ⑨ 85 中学道徳教科書に「漫画」多く ⑩ 84 これから続々建設 福島第一原発 ⑪ 66 終戦の日 私も北朝鮮にいた ⑫ 65 「特攻の兄思う」 永井至正   https://38300902.at.webry.info/theme/fdd9198b3d.html

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「非正規」使うな厚労省が指示? 格差隠し

 「非正規労働者」という用語を使わないよう根本匠厚生労働相から求められていると、同省職員が発言した問題。老後に2000万円の蓄えが必要とした金融庁の審議会報告書に関する論議の中でだが、言い替えで労働者の境遇が改善されるわけでもない。同審議会の報告書受け取り拒否のように、問題をなかったことにする姿勢では、と専門家は指摘する。(東京新聞ー片山夏子)

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「沖縄の戦争」 正しく後世に

 沖縄慰霊の日(23日)に合わせて、沖縄戦や、沖縄から移民がフイリピンなどで経験した地上戦の体験談と写真を紹介する「沖縄の戦争展」が22,23日、中央区八重洲で開かれる(東京新聞・6月20日付「都心版」-杉戸祐子)

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老後「年金では不足」 投信で2000万円!

 金融庁がまとめた、「年金だけでは老後に2000万円足りない」という報告書。よく読むと、その核心部分とは「足らない分は投資などで増やせ」という国民へのありがたいアドバイスのようだ。(東京新聞ー「こちら特報部」)  いわば証券会社や銀行の投資勧誘パンフレットを国が作ったようなものだが、投資に縁遠い多くの国民にとっては困惑でしかない。国はなぜ「貯蓄から投資へ」声高に叫ぶのか。投資以外に2000万円の不足に備える手はないのか。(片山夏子、石井紀代美) ■デスクメモ   「株などへの投資はギャンブルじゃない。社会にとって重要な経済活動だ」と正当性を強調する人がいる。自分が損することがあっても社会貢献したいというわけだ。残念ながら、たとえ国や禁輸業界からあおられるようと、多くの人には、そんな貢献をする余裕がないのだが。(歩) 2019・6・18 ■永井至正メモ   この問題の本質は、「年金だけでは暮らしていけない国民が間違いなく増える」 ということ。マクロ経済スライドは廃止して年金を底上げすることでしょう。そのためには、将来的に「最低保障年金制度」を制定すべき。なお、下チラシは2004年、政府が「年金改悪」を衆院で強行採決したときに私が作成したもの。

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ウナギ代替品 根付く? 稚魚漁獲 過去最低

 夏に向けて今年もウナギ商戦が本格化している。ニホンウナギの稚魚シラスウナギは、今年の国内漁獲量が過去最低となった。絶滅危惧種に指定され、不透明な取引があるなど問題山積だが、ウナギ好きの日本人の消費は衰えない。次々代替品が生まれているが、救済になるか。(東京新聞ー片山夏子) ■永井メモ  鰻(うなぎ)は高価なのでここ10年来食べたことがない。小生にとってはサバ、イワシ缶で十分。

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公文書 なかったことに? 「老後赤字」で自民党

 「老後の蓄えに2000万円必要」と金融庁の審議会がまとめた報告書を、自民党の森山裕国対委員長が「もうない」と繰り返している。(東京新聞・6月14日付ー「こちら特報部)  そして「ないから、審議になじまない」という理屈で雇うが求める予算委員会の開催を拒否した。しかし、報告書は公文書。内容が気にくわなくても、なかったことにはできない。こんな強弁は許されない。(石井紀代美、片山夏子) ■デスクメモ   給与明細を見る。所得税、住民税と並んで厚生年金がずしっと重い。こんなに引かれていても、本当にもらえるのか。50を過ぎても心配だ。若い人ならいっそう不安だろう。報告書をないことにしても、年金は百年安心にならない。この際だから、しっかり議論してもらいたい。(裕) 2019・6・14 ■永井至正ファイルメモ①   2004年6月、自民・公明両党は年金に「マクロ経済スライド制」を導入。5日、僕は抗議のため議員会館にいた。モニターを見ながら参議院での強行採決するさまに反対の拳を突き上げていた。ところが、こともあろうに次の総選挙で、公明党は「年金・100年の安心」を推進したのは「公明党です」と大宣伝した。今、メデイア、野党は「2000万円問題」の元凶(?)は公明党と、一切触れないのは不思議でならない。当時の小泉首相は「坂口さん(当時の厚生相)にはお世話になっているからなー」と言ったという。 ②フアイル ③フアイル

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男性の暴言と窓口対応 佐賀県嬉野市

 「市への質問は文書に限る」。佐賀県嬉野市は3月、こんな文書を一人の市民に贈った。長年にわたる暴言などを理由に、この市民に対する窓口対応の一部を拒否する内容だ。受け取った側は猛反発。「行政サービスを受ける権利を侵害された」と法廷へ訴え出る構えだ。事情はあろうが、窓口対応を拒否してもいいのか(東京新聞・「ニュースの追跡」-片山夏子) 【追記】とかく、どこの役所でも窓口は突っけんどん。いわゆる役所言葉で応対、たらいまわしにするのが通例だがこれは逆。だったら来庁者の対応が常軌を逸したら、警備員を置いて応対してもらえばいい。

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「平和の俳句」 7月1日まで募集

   「八月に一日限定(掲載日未定)で復活する「平和の俳句」の作品を募集しています。選者は、いとうせいこうさん、黒田杏子(ももこ)さん、夏井いつきさんの3人です。投稿は、はがきの裏面に一句を書いてください。 同じ面に住所・氏名(振り仮名)・電話番号・年齢・職業を明記してください」東京新聞が待ちに待った「平和の俳句」の募集広告です。  そこで考えたのが以下のような一句。特攻死した兄の突入寸前の様子を推し量ったものですが、どうでしょう。選者にテレビで厳しい論評をする夏井いつきさんもいることから、選外は必至、参加することに意味があるかもしれない。          ”お母さん”呼んで特攻雲の果て  今日も行く機上で敬礼開聞岳  さようなら翼ふるわせ開聞岳

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「引きこもり」は犯罪予備軍ではない 東京新聞

 川崎・登戸の20人殺傷事件、東京・練馬の元農林事務次官による長男殺害事件。二つの事件に共通するキーワードが「引きこもり」だ。(東京新聞・6月6日付「こちら特報部」)  事件の衝撃の大きさからか、引きこもりは「犯罪予備軍」で警戒すべき存在だとする論調がテレビのコメンテーターやネット上にあふれる。しかし、それはほんとうか。「こちら特報部」が集計したデータからも、実際に引きこもり当事者を支援する関係者の証言からも、否定する材料がそろった。(石井紀代美、片山夏子) ■デスクメモ   練馬の事件で、長男を視察した元農水次官に対し「製造者責任を取った」とたたえる声がある。出来損ないの子は社会の害悪となる前に親が殺せ、というわけだ。小子化対策で子どもをどんどん産めとうるさい政治家の皆さん、こんな恐ろしい釈迦で「どんどん産め」なんて無理です。(歩) 2019・6・6

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ノルマンディー上陸作戦から75年

   曲はロンドン在住のジム・ラドフォードさん作曲。作詞の「ノルマンディーの岸」。ノルマンディー記念財団(ロンドン)によると、ラドフォードさんは、輸送船の調理室担当として15歳で作戦に参加。船は物資搬入用の人工埠頭建設を担い、ラドフォードさんは最年少の戦闘員となった。  69年に同地を訪れ、数年かけて曲を作ったという。曲に中で「冗談を飛ばし、たばこをねだりながら地獄の門に攻め入った男たち」と回想。血に染まった砂浜で死んでいった彼らを思い出し、今、その砂浜で遊ぶ子どもたちがいるのは彼らのおかげだと歌っている。     ラドフォードさんは英紙テレグラフに対し「数千もの艦砲射撃があり、砂浜や海の中で多くの遺体が積みあがっていた。まさに悪夢だった」と振り返り「この曲が多くの人の心を動かしたと知り驚いている」と語った。  上陸作戦は第二次世界大戦時、ドイツ軍占領下のフランス北岸ノルマンディーに連合軍が英仏海峡から上陸。作戦開始の44年6月6日に16万人(英軍52%、米軍45%)が上陸し、一日で1万人が死傷した。  5日には出撃地となった英南部ポーツマスで、英米独仏カナダの首脳、エリザベス英女王らが出席し、75年式典が開かれる(東京新聞・6月3日付夕刊ー【ロンドン=沢田千秋】) 【追記】戦後ハリウッドがジョン・ウェインなどの出演で壮大な戦争映画(「史上最大の作戦」)を作成。挿入主題歌はポール・アンカ。当時の戦争史実を再現しているだけに、必見の映画。報道写真家ロバート・キャパはその壮絶さにカメ…

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東電「知らぬ存ぜぬ」 福島第一過労死訴訟

 2017年10月に東京電力福島第一原発構内で、長時間労働による過労死と労災認定された福島県いわき市の自動車整備士猪狩忠昭さん=当時(57)。遺族らが起こした損害賠償の訴訟では、東電など被告側3社は、過労死に至状況について、「知らぬ存ぜぬ」とばかりに争う姿勢だ。詩の真相の究明を求める訴えは届くのか。(東京新聞・6月2日付ー「ニュースの追跡」 片山夏子)

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「うまみがなくなってきた」 ふくしま作業員日誌

 ブランド店や老舗デパートが立ち並ぶ東京・銀座の工事現場から、イチエフ(福島第一原発)の仕事に入るとギャップがすごい。今は野球の助っ人選手のように、呼ばれた時だけイチエフに行き、他の現場の仕事と行ったり来たりしている。  以前に比べ、イチエフで働くうまみがなくなってきた。事故発生直後は敷地全体が高線量だったため、一日に働ける時間が短いうえ、危険手当もそれなりに出た。だが、今は作業時間が前より長くなったのに加え、危険手当も下がってきている。(以下略ー聞き手・片山夏子)

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「平和の俳句」 8月の1日限定 復活

   戦後70年の2015年から3年間、本紙一面で掲載した「平和の俳句」(本ブログで全て転載)が、今年も8月に1日限定で復活します。読者の皆さんから自作の俳句を募り、入選作を特集面に掲載します。(東京新聞ー5月26日付・一面) 【追記】前回、投稿したが不採用になった。今回は不惜身命の気で思いめぐらしか果敢に挑戦するつもりだ。

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城南空襲の惨劇 体験者が語る

 太平洋戦争末期の1945年5月下旬、今の品川区西部(旧荏原区)の7割が焼失した「城南空襲を風化させないようにと、体験者の話しを聞く会が26日午後1時から、品川区のスクエア荏原で行われる。高齢化が進み体験を語る人は年々減っている。「平和な社会で生きる尊さを、多くの人に伝えたい」と、主催者は来場を呼びかけている。(東京新聞ー5月25日・「都心版」)  

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代替わり狂想曲 天皇の政治利用に注意

 私は従来、このコラムでは社会的な事象で評論することを避け、専門の科学・技術に係わる地味だが重要な問題を論じるようにしてきた。しかし新元号の発表以来、この一カ月余り続いてきた天皇の代替わり行事に絡む一連の狂想的な状況を見て、一言感想を記しておかねばならないと思って筆を執った次第である。(東京新聞5月17日夕刊ー「文化欄」)  (前略)新元号の決定過程に安倍首相が介入し、国書である『万葉集』から選ばれたと解説まで加えてみせたパフオーマンスは、内閣総理大臣たる自分が人々の時間までも支配していることを国民に知らしめる意図を感じさせる。前もって新天皇になる予定の皇太子に対して「令和」を採用すると宣言したのも、時間の支配者は天皇ではなく、この自分であることを認識させるためであったのだろう。そうして、国民に対し、「平成の終わり、令和の始まり」を広く演出して、あたかも時代が大きく変わるかのように錯覚させた。(後略) (いけうち・さとる=総合研究大学院大名誉教授)

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ふるさと納税 混乱やまず 東京新聞

 商品券、高級肉、航空券・・・。寄付してくれた人に自治体が贈る「返礼品」が過熱していたふるさと納税。総務省に従わず、豪華な返礼品を続けていた4市町村がこの制度から外される自体になった。自治体制は反発するが、「どっちもどっち」という見方も、そもそも制度に問題があるのではないか。(「ニュースの追跡」ー片山夏子)

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「笑ケース」 4月の月間賞 東京新聞

 東京新聞の名物企画『笑ケース』の4月の月間賞が決まりました。安倍政権の「桜を見る会」を痛烈に揶揄しています。ごらんのように「安倍政権のサクラで会場は満開でした・・・一部の出席者」です。次点は同点で二作品に。静岡市・地理音痴さんの「『札幌は奥地』沖縄あは外地でっすか? 麻生大臣殿」、佐倉市・印旛沼さんの「「平成最多言葉賞 一位『再発防止』殿・・・不良企業」でした。(同紙「読者部だより」より。 

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「戦争体験 映像でつなぐ」 戦争体験者の証言

 東京新聞夕刊(5月16日付)がトップに「戦争体験 映像でつなぐ」という大見出しで、東京の市民団体が工夫を凝らして開いている集会の経験を報じている。文字通り映像を駆使して体験を語り継ごうという試みだ。  高齢化し数も少なくなった戦争体験者の貴重な証言をどう伝えるか・・・。継承に取り組む市民団体は、死亡した元兵士が生前に残した証言映像を活用したり、インタビューの録音テープを使ったりと、次世代に訴えるために模索を重ねている。(同記事のリード)          収録した音声に 参加者聞き入る    昨年12月、「不戦兵士・市民の会」(千葉9が都内で開いた集会では、千島列島・シュムシュ島(占守島)の守備隊委員としてソ連軍t対峙した男性=当時(96)=のインタビュー音声が流された。男性が当日、体調が悪くて会場に来られないため、事前に収録した音声が活用された。  「本土決戦で日本が勝利するために、自分たちは捨て石になると思っていた。いよいよ最期だと覚悟した」「でも(ソ連側の捕虜になった後に)戦後の日本のために何をなすべきか考えた方がいいと思いなおした」。音声だけとはいえ、当事者の詳細な証言には迫力と説得力が伴う。参加者はじっと聞き入っていた。

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「本音のコラム」 東京新聞 斉藤美奈子さん

 5月15日の東京新聞「本音のコラム」は文芸評論家の斉藤美奈子さん。「ロシアと戦争すれば!」の発言で物議を醸した日本維新の丸山穂高議員をバッサリ斬った。結びが痛快、「国がデタラメなことをやってるんだもの。若手議員が現実とゲームを混同しても不思議でない」。

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ふくしま作業員日誌  東京新聞 「話題の発掘」

 久し振り(4月6日以来)に東京新聞に社会部・片山夏子記者の署名入りの記事が載った。移動人事で他に移籍していたのかと思っていたが、安堵。聞き手として、あの大震災から福島の原発作業員の生き様をひたむきに追っていたシリーズ記事「ふくしま作業員日誌」がリアライズした。

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学生運動の指針だった 5・4運動

 中国の5・4運動って何? ほとんどの人は答えられないでしょう。私たちが学生(1952年の初期)のころ、中国の学生たちが立ち挙がった「5・4運動」は、日本の学生運動の指針だった。講師を呼び学習会、大小のイべントを開くなどしたものた。今年は丁度百年になるという。新聞「赤旗」が解説記事を載せた。  東京新聞も5月1日付けで関連記事を載せ、次のように書いている。  五・四運動は中華民国統治下の1919年5月4日、学生数千人が天安門広場からデモを始め、全国に広がった。抗日、反帝国主義などを掲げ、愛国主義が大衆化した転機とされる。  (前略)4月30日、人民大会堂で演説に立った習近平国家主席は「中華民族が民族独立と発展を求めた歴史において記念碑的な意義を持つ」

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九条と反戦川柳 犠牲の上の「平和憲法」

 明日は憲法記念日。『政府の行為によって再び戦争の惨禍が怒ることのないようにすることを決意」(前文9した日本国憲法の施行から72年の節目だ。(東京新聞・5月2日付「特報部」-橋本誠)  「反戦川柳句集~『戦争したくない』を贈ります」を読んだ。労働問題に取り組むレイバーネット日本川柳班が昨年末に発行した冊子。憲法を採り上げた作品の中にずしりと重い句があった。   九条をずっと支える戦没者  子を産ませ爆弾にした国忘れ  時々は思い出せよと不発弾  敗戦を知らず戦の議論する  国縛る縄をほどいて民縛る  武器持たず裏も表もない二項  「手と足をもいだ丸太にしてかへし」の区で知られる戦前の川柳作家、鶴彬(つるあきら9は治安維持法違反容疑で逮捕され亡くなった。そんな時代にならぬよう、言葉で切磋琢磨する川柳人たちは世に問い続ける。乱さんは大阪にある鶴の顕彰碑の前でこう献句している。   鶴は千年その魂は今も生き

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片隅でも異彩! メーデーの記事

 4月30日、5月1日とこの国のメディアは「改元」「新天皇」一色。多くの写真と尊敬語の羅列のなか、東京新聞は1日夕刊で、メーデーを取り上げた。紙面の片隅(社会面の左下)で小さな記事だったが異彩を放っていた。思わず「ホッ」  あいさつに立った(全労連の)小田川義和議長は「元号が変われば富の偏在は改まり、過労死するまでの働き方でも賃金低下する異常は解消されるか」と祝賀ムードにくぎを刺した。

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[戦争体験談] 聞ける茶話会

 元兵士や空襲の経験者たちが戦争を知らない世代と語り合う茶話会「語らずに死ねるか!」が4、5日、大井町駅前(品川区)の複合文化施設「きゅりあん」で開かれる。(東京新聞・5月1日付「都心版」-中村真暁)

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「平成のことば」 東京新聞 4月30日 終

 新たな世代に委ねる時が来た。皇太子と皇太子姫は新たな役割のための用意を十分整えており、わが国のために献身的に尽くすだろう。  ◆オランダ ベアトリックス女王(75)  2013(平成25)年4月30日、高齢などを理由に退位し、長男(46)が王位に就いた。言葉はその三カ月前、退位表明時のテレビ演説から、欧州ではベルギー、スペインでも13~14年に高齢の国王の退位が相次いだ。 (肩書、年齢は当時)   「平成のことば」は本日で終わります。

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「平成のことば」 東京新聞 4月29日

 自分のことだから言いたくないが、数のおごりだ。  ◆自民党 鯨岡兵輔衆院議員   1989(平成元)年4月28日、衆院本会議で、自民党が単独で89年度予算案を可決した。予算案の単独採決は史上初。リクルート疑惑で揺れる中、野党がボイコットし、自民党内でも批判して欠席する議員が相次いだ。

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「平成のことば」 東京新聞 4月28日

 音楽は虹です。あなたと聴衆を結ぶ虹です。  ◆ロシアのチェロ奏者 ムスチスラフ・ロストロビッチさん  2007(平成19)4月27日、80歳で死去した。幅広いレパートリーを手中に収めたチエロの巨匠。旧ソ連時代、反体制作家を支援した民主化運動の闘士でもあった。言葉は来日時、東京での公開レッスンで若手奏者に伝えたアドバイス。

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「紙つぶて」 千人針 宮嶋健吉

 ひところ、東京新聞夕刊の「紙つぶて」(東北大震災発生前は「放射線」)はなかなか、どうして、これは同感!と思うものが多かったが、この頃は少しく疎遠になっていた。が、今日の宮島氏の「千人針」が戦争中の女性の思いをよみがえらせてくれる。     二度と使うことあってはならない    (前略)「千人針」は、夫や息子の無事の帰還を祈る妻や母の魂の叫びとも思え、決して忘れてはならない「結び」ですが、決して二度と使うことがあってはならない「産霊」でもあります。  幸いにも「平成」での使用はありませんでした。「令和」においても皆無であることを祈っています。(小林豊子きもの学院理事長) 【追記】戦時中、こどもの頃、街頭などで白地に赤い糸を結ぶ女性たちの姿をよく見たことがある。普通は一人「一粒」だが、私の姉は寅年だったので年の数だけ「赤粒」を縫いこむことが出来た。虎は「千里を行って、千里を帰る」の諺にちなんだもの。

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「平成のことば」 東京新聞 4月27日

 汚い大人にはなりたくない。 ◆歌手の尾崎豊さんをしのぶ 「尾崎ノート」から  1992(平成4)4月25日、尾崎さんが26歳で急死。「15の夜」で大人社会への反抗を、「I LOVE YOU」で青春の恋の切なさを歌い上げた。死後、ファンが集った東京都足立区の民家では、思いを書き込んだノートが何十冊にも。

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