「平和への想い」 あの日この歌 ラジオ深夜便 ⑳

 視聴者の根強い人気があるNHK「ラジオ深夜便」。作家の五木寛之さんの語りをもとにした、『わが人生の歌がたり 昭和の哀歌』を手にしました。昭和の流行歌とともに半生をつづった異色の自叙伝です。誇り込めた思いを聞きました。 ●愛国行進曲 ●勘太郎月夜船 ●雨のブルース ●雨に咲く花

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「平和への想い」 あの日この歌 「美空ひばり」⑫

 「美空ひばりは三曲の反戦歌を歌っている」といわれています。この曲(白い勲章)と「一本の鉛筆」「八月五日の夜だった」です。「白い勲章」は昭和51年に東京の中野サンプラザで行われた芸能生活30周年記念リサイタルのために制作された新曲です。

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「平和への想い」 あの日この歌 「戦友」⑩

 語りのなかで、突如としてあの「戦友」を歌いだした。「ここはお国を何百里 離れて遠き満洲の 赤い夕陽に照らされて ここは野末の~」。野末ですよ。野の果てですよ。(小沢正一さん江東区で語る)

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「平和への想い」 あの日この歌「里の秋」 ⑥

 1945(昭和20)年12月24日、NHKの「外地引揚同胞激励の午後」という番組で発表された曲といわれています。楽譜に「やさしく」と指定されており、NHKで「音羽ゆりかご会」の川田正子が歌い終わると、スタジオ内が静まりかえり、「いい曲だった」「もう一度歌ってほしい」という電話が鳴りやまなかったといいます。

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「平和への想い」 あの日この歌 「湖畔の宿」③

 山の寂しい湖に ひとり来たのも 悲しい心 胸の痛みに 耐えかねて・・・ 昭和15年に発売され一斉を風靡した名曲「湖畔の宿」の一説です。作詞は佐藤惣之助、作曲服部良一、歌うのは歌手高峰三枝子。気品のある美しさで、当時大変な人気でした。

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「平和への想い」 あの日この歌「別れ船」②

 戦時中、軍部や当局からクレームや注文、あげくの果てには発売禁止となった歌謡曲が数多くあった。その理由は時代にそぐわないからというのがほとんどだったが、明日をも知れない兵下たちはかまわず、慰問団で来た歌手にリクエストした。。そして、歌手たちもそれに応えたという。今号は「別れ船」を追ってみた。

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「平和への想い」 あの日この歌「一本の鉛筆」①

 1974(昭和49)年、美空ひばりは弟哲也の起こした事件で歌う場所を失っていました。その時、ひばりにある音楽祭から声がかかります。広島平和音楽祭。それは原爆の投下された日に開かれた「平和への願い」を祈る式典でした。ひばりは、そこで「一本の鉛筆」というこの音楽祭のために作られた新曲を歌いました。

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