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満州っ子 平和をうたう
ブログ紹介
 「本日をもって本校を閉校とする」と校長が宣言した。時は一九四五年八月九日。満州(現・中国東北部)・新京第一中学校の講堂でのこと。一年生だった。「ウーン、ウーン」と空襲警報が鳴っているさなかである。ソ連参戦で市内は大混乱。百キロ南の生家・公主嶺に向かう列車に友人と飛び乗った。続々と南下する無蓋貨車は関東軍とその家族でいっぱい。完全武装の兵隊が退却しているのだ。
 当時、満鉄・新京駅の助役をしていた長兄から後で聞いた話だが、関東軍の命令で「軍関係者を最優先させて転進させろ。ほかはどうでもいい」ということだった。その結果、残された一般民間人が惨たんたる状態になったことは周知の事実だ。五兄は神風特攻でフィリピンで戦死。学徒出陣、海軍中尉、二十一歳だった。彼が部下に託した遺書にはこうあった。「だれのためでもない。祖国の山河を守るため、俺は行く、行くしかないんだ。お前は男だからおふくろを頼む。後をついでくれ」と。子どもから青年になって、「戦争はさせない」の思いいっぱいだ。だから戦争体験を、次の世代に語り,綴り、歌で伝えたい。

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タイトル 日 時
この人 心のファイルQ
この人 心のファイルQ 「年金者組合・江東支部」の機関紙「年金・江東」の名物ページ、「心のファイル」を本ブログにつづり続けて今回は18回となる。組合員一人ひとりの半生を点描したものだが多くの読者から好評を博している。振り返って驚くことはその大半の人があの東京大空襲の体験者・目撃者であったということだ。今回の棟田洋子さんもその一人。そして彼女は詩をよくする。(聞き手ー佐藤睦郎編集長) ...続きを見る

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2009/07/05 06:19
『石碑の誓い』 訪ねてC
『石碑の誓い』 訪ねてC  そのオルゴールの音は、夕方家業のパッキング加工の仕事が終わって手を洗っている頃、ある時はお勝手で野菜をきざんでいる頃、また遊び呆けている子どもたちを呼んでいる頃、静かに聞こえてくるのでした。夕方の街を水色に浸していくような音色は、雨の日にはうるんで、お天気の日は軽やかに、また南風の吹く日は思いがけない近さで聞こえてくるのでした。 ...続きを見る

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2009/07/04 06:56
『石碑の誓い』 訪ねてB
『石碑の誓い』 訪ねてB 1976(昭和51)年8月15日、橋本代志子さんら江東区の婦人たちが発行した写真集「石碑の誓い」。その15頁にこの写真が掲載されている。江東区・森下二丁目の森下産院。あの3月10日・東京大空襲の業火で焼け落ち外郭だけを残している。 ...続きを見る

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2009/07/03 06:47
チェーホフ 「一日一言」
チェーホフ 「一日一言」 アントン・チェーホフ(1860〜1904)7月2日、この日死んだロシアの誠実な作家、劇作家。医者出身。十九世紀末のロシア社会の明暗相を、すぐれた短編でえぐりだした。『六号室』、劇作『桜の園』、『三人姉妹』など。(岩波新書・桑原武夫編「一日一言」から) ...続きを見る

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2009/07/02 05:36
『石碑の誓い』 訪ねてA
『石碑の誓い』 訪ねてA 戦争体験のある私たちは「戦争」という過ちの上にさらに、「忘却」という過ちをくりかえさないためにも、最大の被害を受けた江東区の区民として、理不尽な死に追いやられた人々の心を深く受けとめ、若い次の世代に平和と生命の大切さを伝えて行かなければならないと思ったのです。(『写真集・石碑の誓い』あとがきから)       ...続きを見る

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2009/07/01 10:05
佐藤真子さんブログでうたう
佐藤真子さんブログでうたう 今日は6月30日。早いもので今年も半ばを過ぎようとしています。マラソンでいえば折り返し点。ランナーだったら発起してゴール目指し駆けぬけようとするでしょう。僕のブログ・「満州っ子 平和をうたう」もスタートして一年余り、400ページを越えることができました。そこで今メインの一つにしてきた「歌手・佐藤真子さん」のテーマを振り返ることで明日からの「出発(たびだち)のうた」にしたいと思っています。  ▼デスクトップは佐藤真子さん ...続きを見る

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2009/06/30 09:22
佐藤真子らいてうをうたう
佐藤真子らいてうをうたう 昨日、ふとしたことから「NPO法人平塚らいてうの会」のホームページを開いていたら、右上の「イベント案内ー◆佐藤真子らいてううたう」という欄が目に飛び込んできました。「オッ」とばかりにクリックしたら下記のような内容のチラシが掲載されているではないですか! そうです、この8月佐藤真子さんが上田市・らいてうの家で開かれるコンサートで歌うのです。 ...続きを見る

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2009/06/29 07:44
東京大空襲は夏にも判決
東京大空襲は夏にも判決 東京大空襲訴訟は、2007年3月9日、原告112人(現在131人)が国を相手に「謝罪と補償、追悼施設の建立」を求めて提訴しました。5月21日の最終弁論まで10回の裁判を重ねてきましたが、この夏から秋にかけて判決が出されることになりました。裁判は正念場を迎えています。 ...続きを見る

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2009/06/28 07:59
『石碑の誓い』 訪ねて@
『石碑の誓い』 訪ねて@ 1976(昭和51)年、「江東の空襲慰霊碑をつくる会」が発行した「写真集・石碑の誓い」に、運動と編集の中心になった女性たちの短歌、詩、想いがつづられている。それぞれが、今ひもといても胸に迫る。今回から写真をそえてシリーズでその一つひとつを転載していこう。今年の秋から冬にかけて東京大空襲訴訟の判決が下されるだけに多くの人にあのときの想いを反芻してもらえれば。 ...続きを見る

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2009/06/27 08:23
パールバック「一日一言」
パールバック「一日一言」 パール・バック(1892〜1973)6月26日、この日アメリカに生まれた文学者。少女時代から宣教師の父親につれられほとんど中国でくらし、中国の現実を『大地』『郷土』などの描いたヒューマニスト。1938年ノーベル文学賞受賞。(岩波「一日一言・桑原武夫編) ...続きを見る

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2009/06/26 05:56
満州っ子の写真紙面飾る
満州っ子の写真紙面飾る 「高齢者も、障害がある方も、安心して暮らせるようにと、友の会からも多数参加して、東陽公園から江東区役所までデモ行進。区役所では個人請願を各自提出しました。主催は江東区社会保障推進協議会(会長・吉澤江東診療所所長)」こんな記事に「満州っ子」が提供した写真がそえられて6月20日付け江東健康友の会機関紙・「けんこう」に掲載されました。 ...続きを見る

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2009/06/25 07:52
早乙女勝元「石碑の誓い」
早乙女勝元「石碑の誓い」 1970(昭和45)年、戦後25年も経過しているのに、あの東京大空襲の慰霊碑が地元町会や遺族の手作りでつくられているのに、江東区という自治体が建てないのは何故?と憤りにかられた江東区の女性たちが立ち上がり、署名を集め区役所に請願した。それを期に「写真集・石碑の誓い」が発刊された。本文はその前書きに早乙女勝元さんがよせられた珠玉の一文である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/06/24 12:44
祈り 怒り 島包む 沖縄
祈り 怒り 島包む 沖縄 『慰霊の日』を迎えた23日の沖縄です。糸満摩文仁の戦没者名を刻んだ石碑「平和の礎(いしじ)」には、遺族らが次々と訪れ、静かに祈りをささげました。イラクに派兵した自衛隊の多国籍軍参加を決めた政府を批判する声(下欄)が相次ぎ、不戦の誓いを新たにしていました。(04/6/23に作成した資料を再掲する) ...続きを見る

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2009/06/23 07:15
佐藤真子さんひめゆり歌う
佐藤真子さんひめゆり歌う 日本で唯一住民が地上戦に巻き込まれた沖縄県。三カ月にわたった戦闘で多くの住民が死んでいったが、なかでも「ひめゆり学徒隊」として看護にあたった乙女たちの死は胸に迫る。その乙女たちが卒業式で歌った「別れの曲」(相思樹の歌)を一昨年の「平和への思い」コンサートで佐藤真子さんが歌い、聞き入る人の哀感をさそった。6月23日、生き残った女性たちは今年もまた「塔」の前で涙し、歌うことだろう。 ...続きを見る

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2009/06/22 09:56
ひめゆり資料館20年
ひめゆり資料館20年 1945(昭和20)年4月1日、沖縄本島に米軍が大挙して上陸後3ヶ月。死闘をくりかえし、15万余の民間人が死んでいった沖縄戦の組織的戦闘が終結した日が6月23日。以来64年、思い出すのは「ひめゆり部隊」など若き学徒の痛恨の思い。20日東京新聞の夕刊・社会面の下欄に1段25行の記事が掲載されている。 ...続きを見る

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2009/06/21 09:27
この人 心のファイル P
この人 心のファイル P 新藤喜代次さんー柔和な顔がいつもそこにある。会うとほっとする人生の大先輩はゆったりと、温かく皆を包みこむ。声をあらげた場面に接したことがない。新藤喜代次さんはそんな人である。身近すぎて紹介するのが遅くなった感がする(「年金・江東6月号」ー佐藤睦郎) ...続きを見る

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2009/06/20 08:42
ローゼンバーグ夫妻死刑
ローゼンバーグ夫妻死刑 ローゼンバーグ(1918〜1953)同夫人(1915〜1953)6月19日、死刑。夫妻の結婚記念日であった。電気技術者で原子力のスパイの容疑に問われ、無実の抗議にもかかわらず葬られた。(「一日一言」ー桑原武夫編) ...続きを見る

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2009/06/19 07:46
佐藤真子さん鎌倉でうたう
佐藤真子さん鎌倉でうたう ソプラノ歌手の佐藤真子さんがいよいよ6月23日(火)午後2時、古都・鎌倉の欧林洞でシャンソンをうたいます。今年で七回目の「弾き語りコンサートin鎌倉」。例年のように終わって、お菓子つきの紅茶をのみながら楽しい談笑のひとときがまたすばらしい。 ▼瀟洒な欧風の建物がシャンソンにふさわしい ...続きを見る

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2009/06/18 06:33
初心忘るべからず 世阿彌
初心忘るべからず 世阿彌 世阿彌(1363〜1443)日本能楽の完成者。観阿彌の子。天才的演技者で、同時にすぐれた作者として現行曲の過半数をつくった。「初心忘るべからず」という格言は誰でも知っているが、15世紀の能学者・世阿彌の言葉だと知る人は少ない。日本人の知恵の白眉。 ...続きを見る

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2009/06/17 08:11
歴史家・マルク・ブロッグ
歴史家・マルク・ブロッグ マルク・ブロッグ(1886〜1944)6月16日、この日レジスタンスの一員としてドイツ軍に銃殺されたフランスのすぐれた歴史家。『奇妙な敗北』という歴史の証言を残して、教職をすてて抵抗運動に献身。(「一日一言」ー岩波から) ...続きを見る

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2009/06/16 07:20

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