満州っ子 平和をうたう

アクセスカウンタ

zoom RSS 「満蒙開拓の歴史に学ぶ」 東京新聞 −発言ー

<<   作成日時 : 2015/10/14 06:43   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

先月、帰省の途中に長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」に立ち寄った。館内に入ると、地元のお年寄りの女性数人が来ていた。展示を見ていると、彼女たちの話し声が耳に入ってきた。

画像
 「なんだか最近の日本はあのころと似とるね」。最近よく使われる言葉だが、生の会話で聞くと真実味がある。話し声はさらに続く。「こないだ旧満州(中国東北部)からの引き揚げ者である沢地久枝さんが講演にきて大盛況だったのに、その後の選挙では自民党が圧勝だった。わしゃがっかりしたわ。あの講演聞いて、なんで自民党に投票するんな?」と怒りの声が響いた。
 館内を進むと、満蒙引き揚げ者の過酷な体験の聞き取りを展示してあるコーナーに着いた。ソ連兵や中国人たちから追い詰められた末、親がわが子の首を絞めたり、銃で頭を撃ったりして幼い子どもが殺されていく場面では凍り付いて、思わず涙があふれた。

画像



 その時、下から「母ちゃん、抱っこ!」という声がした。一緒に来ていた4歳の息子が足に抱きつき、私の顔を見上げている。私は思わず息子を抱き上げて涙を拭いた。わが子でも殺すのが戦争なのだ。私が同じ立場だったら息子を殺すのだろうか?
 時の政府は、満蒙に行けば輝かしい未来が待っていると国民を誘導し、敗戦で多くの開拓民を棄て見殺しにした。これは決して昔話ではない。今の沖縄や福島と同じ構造だ。政府が言うことなど信じてはいけないということを、今こそ歴史から学ぶ出来だ。その夜は、凄惨な場面を想像してなかなか寝つくことができなかった
(蒲生かのこ(46) 東京都世田谷区)
関連ブログ
@ http://38300902.at.webry.info/201207/article_5.html
A http://38300902.at.webry.info/201301/article_44.html

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「満蒙開拓の歴史に学ぶ」 東京新聞 −発言ー 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる