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zoom RSS 新 満洲・公主嶺小同窓誌 エピソード −15−

<<   作成日時 : 2015/12/18 06:51   >>

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敗色濃い太平洋戦争末期のころ、海軍の予備学生として横須賀対潜水学校で猛訓練をうけていた私は、公主嶺から「神島利則君、特攻隊員として戦死」の通知を受けた。「ヤッタカ!」。走馬灯のように在りし日々が思い出され、当夜は一睡もできなかった。

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      豪快に生きた神島君
           小佐井守(28回生)

 
彼とは小学校1年から6年まで大谷七郎先生の薫陶のもとに育った親友だった。泰平橋を渡って鮫島通り左側に彼の家、トミヤ洋品店があり、そばの公園でよく遊んだものである。彼もまた菊地町の我が家に来てくれた。悪童数人で、大谷先生の新婚早々のお宅にお邪魔した記憶も浮かんでくる。

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 新京1中時代も豪放闊達な少年であった。短躯にして気性激しく、確か柔道部の黒帯だったと思う。硬派でスタイリストのためか、数人の上級生ににらまれ、鉄拳制裁をうけ、顔面変形しながらも、翌朝堂々と登校し、制裁を加えた連中の前に立って、目をむき出したときは、驚き、あきれた。
 昭和17年夏、新宿の街角で、羽織袴に高下駄、腰に手拭の拓大スタイルの彼と出合った。物資不足の折柄
盃を重ねることもなく別れたが、豪快な態度が、いまもなお脳裏に焼きついている。


】写真下 泰平橋から見た「鮫島通り」左下に「トミヤ洋品店が」がある。神島利則のの生家。
リンクhttp://38300902.at.webry.info/200808/article_5.html

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