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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −29−

<<   作成日時 : 2016/07/17 06:49   >>

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7月3週目の「平和の俳句」。このほど、9月のゲスト選者に名司会者として著名な阿川佐和子さんに決まりました。彼女は慶応大学卒。私の後輩、選ばれた時の感想を次のように述べています。(東京新聞・7月7日付)

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        「ガーンと胸打たれたい」
 
 平和とは、そもそも大上段に構えるものではなく、ほんのささやかな、笑顔や仕草(しぐさ)や優しさや静けさや意図せぬ行為の脇に潜んでいるはず。さりげない17文字にガーンと胸打たれたい。久々にお会いする金子兜太さんといとうせいこうさんの後ろで秘(ひそ)かにいっぱい茶々を入れつつの選考を楽しみにしております。

一票が平和を守る十八歳! 中井武勇(74) 石川県羽咋市 2016・7・10

】<金子兜太>18,19歳240万人に選挙権。74歳の作者は、その若者たちをしんから信じている。若者よ君らを信じる者に応えよ。

もりもりと皆生きるなり夏の雲 桜沢新太郎(45) 福井市 2016・7・11

】<金子兜太>生きるとは力強いことだ。それも平和でなければ底力は得られない。 <いとうせいこう>この力強い歌の底にある人間の力、自然の力よ。争いを吹き飛ばせ。

やってやられてやってやられていなくなる 長沼通郎(42) 横浜市泉区 2016・7・12

】<いとうせいこう>最も愚かな人間の構図。核兵器の出現以降、これは現実なのだ。 <金子兜太>争いごと、その始末の悪い行く末。平仮名書きのくどさバカバカしさが、よく似合う。

平和祈る娘のおさげ編むごとく 平本萌子(33) 東京都狛江市 2016・7・13

】<金子兜太>一日の無事を祈る気持ちで毎朝娘の髪を編む作者。平和への想いも同じ。誠実。 <いとうせいこう>若い母ならではの句だ。小さな娘の髪を編む丁寧な祈りが世に通ず。

虹の輪に争へる者つなぎたし 大井公夫(69) 岐阜県大垣市 2016・7・14

】<いとうせいこう>大きな景色を持つ句。ばかばかしい争いをやめ、天にぶら下がる者たち。 <金子兜太>天空の美しいものにつないだら少しは鎮まるか。この戦争野郎め。平和破りめ。

八十路坂恋もまだあるこの平和 野沢次郎作(83) 浜松市北区 2016・7・15

】<いとうせいこう>作者は83歳。人間である以上、恋もまだある。元気な高齢者の社会。ここに戦争があったら若者は国になく、高齢者はふさぎこむ。

蝉曰く老死をもって寿命とす 小嶋祐一(59) 東京都杉並区 2016・7・16

】<金子兜太>蝉が鳴きたてている。蝉時雨だ。蝉は短命というが、聞いていると、ゆっくり生きて、老いて死ね、と聞こえてくる。

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