「弔いの場所は南京にもある」 首相の真珠湾訪問に
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作成日時 : 2016/12/08 08:53
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安倍首相の真珠湾訪問が発表された後、中国のインターネットでは「強い米国には同調し、中国人の犠牲者を弔う気はないのか」などの批判的書き込みが目立っているという。東京新聞が12月8日付の朝刊「国際面」で小さいが見逃せない報道をしている。

【北京=平岩勇司】安倍晋三首相が今月下旬に米ハワイの真珠湾を訪問することに関連し、中国外務省の陸慷報道局長は7日の定例会見で、「米国人民が真珠湾事件を忘れないように、中国人民も反ファシスト戦争(日中戦争)による犠牲者や南京大虐殺で命を奪われた同胞を忘れることはない」と指摘。安倍首相の名指しを避けつつ「日本側が深く反省し謝罪しないのなら、南京大虐殺記念館をはじめ弔いの場所は中国に数多くある」と呼びかけた。
「安倍首相は真珠湾よりも南京大虐殺記念館に訪問すべきだという報道があるが、どう思うか」という中国人記者の質問に答えた。
【注】戦後間もなく、イギリスのエリザベス女王はドレスデン(英軍が大爆撃)に、ドイツのシュレーダー首相はコベントリー(独軍のロケット砲攻撃)に慰霊のため相互訪問、弔意を示している。
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