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zoom RSS 戦後72年 「平和の俳句」 −12−

<<   作成日時 : 2017/03/26 05:39   >>

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 シリーズ「平和の俳句」3月の最終週。4月の選考会が15日、東京新聞であった。作家のいとうせいこうさん(55)が、二千三百通の中から掲載句を選んだ。俳人の金子兜太さん(97)は体調不良で欠席し、後日改めて選考する。
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   「共謀在」への意識感じる
          いとうせいこうさん

 
 いとうさんは選考を振り返り、「金子さんがいなくてさびしかった。いつもはこんな句を選んだら怒られるかなと隣の金子さんを気にしてるんですけど、自分寄りの選句になったかな」と話した。
 春の訪れに平和のあたたかさを重ねる句がある一方、残る寒さに政治家の言葉への危機感を結びつける雲。特別高等警察の拷問の末に殺された作家小林多喜二の2月20日の命日にちなんだ句も目立った。
いとうさんは「国会で議論されている『共謀罪』への意識がある」と分析し、「時事的に気になる話題はいろいろある。それを作為ナクユーモラスに詠む句は、採ることが多いですね。素直に気持ちを詠めば自然といい句になる」と話した。


独裁を安定などと狂ひ咲き 米谷 隆(69) 石川県小松市 2017・3・19

】<金子兜太>作者は言う。「都合の悪い事は、耳ざわりのいい言葉でごまかす。騙されてはならない」と。誠意のない言動を見破る力を。

ものの芽や自由は平和のためにある 田中亜紀子(45) 津市 2017・3・20

】<いとうせいこう>ものの芽が吹き出す姿に自由を見、その土台の上に何があるか知る。 <金子兜太>木や草の芽がすくすく育つ自由さ。これこそ平和のためです。

冷蔵庫春の野菜の平和かな 佐野三千代(68) 東京都府中市 2017・3・21

】<岸本葉子>冷蔵庫に野菜がたくさん詰まっている。何でもない光景が、平和だからこそと気づく。春野菜のやさしい緑が、平和を印象づけている。

霜柱踏むごと人を踏む戦(いくさ) 手塚立夫(70) 千葉県八街市 2017・3・22

】<いとうせいこう>ザクザクと傍若無人に人を踏みつけて戦争を起こす愚かさを訴える。 <岸本葉子>誰もがイメージできる体感を通して、戦の非人間性を伝えている。

沖縄をどうするつもり虎落笛(もがりぶえ) 津田正義(77) 茨城県鹿嶋市 2017・3・23

】<金子兜太>沖縄の人々のご苦労は、今次大戦の終了のあとも続いている。茨城県鹿嶋市の作者にも深く浮かんでやまないのだ。虎落笛が切ない。

ふと思ふ食料難のさつま芋 新本利子(81) 石川県加賀市 2017・3・24

】<岸本葉子>ふかし芋ひとち見ても苦難の記憶が蘇る。戦争の体験は、平和のただ中でも人に何かを思わずにおかない。その思いを共有したい。

南天の実千人針を思い出す 木地敏子882) 福井県勝山市 2017・3・25

】<岸本葉子>千人針の結び目は赤い玉。身近な植物にも、記憶はいまだ鮮明に蘇る。 <いとうせいこう>難を転ずる南天うがった日々のと、千人針。何にでもすがった日々の苦難を語る。

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