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zoom RSS 歌は二番から先がいい 「別れ船」の場合

<<   作成日時 : 2018/05/12 05:38   >>

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 歌は二番から先がいい。そんな説がある。昭和の流行歌を愛した演出家の久世光彦さんによると、一番歌詞は、テーマに沿って、状況や登場人物を描写しないといけない。心情に深く立ち入るのはその先だから「しびれる文句」は2,3番にあるのだという。(東京新聞ー「筆洗」4月26日付)
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 それかあらぬか、かつて私が「あのとき歌った この歌」と題して、書きつづった「別れ船」の中の歌詞は三番だけであった。
    
      「別れ船」は反戦哀歌

 神風特攻隊一員として20歳で戦死した兄(神島利則)。ギターを爪弾きながらうたった歌が「別れ船」(昭和15年発売)だった。あの田端義夫の持ち歌で、敗戦直後の「帰り船」とともに一斉を風靡した。



3.望みはるかな波の背に
  誓う心は 君故さ
  せめて時節の来る迄は
  故郷(くに)で便りを
  待つがいい

 
 「別れ船」と、「帰り船」お明暗はくっきりいている、「別れ」は出征した兵士たちの帰還がかなわない哀歌。「帰り」は待ち望んでいた兵士が祖国日本にたどりついた感涙の歌だ。
 おふくろが晩年、か細い声でしばしば口にしたのは「トンちゃん(兄利則の愛称)はいつ手紙をくれるの?」だった。そう、だから、もう歌うのは三番だけ。

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