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zoom RSS 江東教科書採択 傍聴記

<<   作成日時 : 2009/09/05 08:52   >>

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 教育委員会を傍聴したのも初めてだから、採択のための委員会傍聴ももちろん初めてである。八月二十六日(水)十三時から教科書センターで開かれた。傍聴は当初五名という事だったが、補欠を入れて十名が許可された(「江東区教育委員会」傍聴記・報告と感想ー「年金・江東」NO.189所載・佐藤睦郎編集長)

   平成21年度中学校教科書採択について

 司会進行役の教育委員長から事務局に対し「経過報告」をするようにとの指示があった。応じたのは、指導室長だった。「教育委員会理事会で今日に至るまで数回の検討を重ね、採択候補数社を選定した。資料は前回と変わりない。寄せられた意見書もお手元に配布した。机上に見本本も用意した。本日が最終委員会である」

 「理事会」がどんな構成でどんな位置づけにあるか私には把握出来ていない。「意見書」なるものは、公開された教科書展示会を閲覧した人たちが寄せた「アンケート」を指していることは、私の経験上理解している。
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国語  (各教科の検討)

 委員長は「候補にあがっえいるのは、東京書籍、光村図書出版、学校図書です」と各委員の意見を求めます。四人の教育委員が意見を述べた。
 A委員ー国語はすべての学力のもとになるので、基礎基本を大切にしていること、授業にも、自学学習にも配慮されている光村が良い。
 B委員ー主体的に学ぶという学習ポイントに焦点を当てた。学習計画を立て易いという点で東書。
 C委員ー学図も捨て難いが、受け身ではなく能動的に学習出来る点で光村。
 D委員ー読書の窓、出版物案内、推薦図書への配慮など、光村。
 委員長ー俳句、短歌など日本の古来からの文化を大事にしている光村。
 A委員ー「大半が光村という流れですがいかがでしょう」。「異議なし」の声。
 委員長ーそれではまとめます。四点にわたる視点(割愛)から、光村図書出版に決定します。

 このような手順で英語までの教科書の採択が決定された。十三時から十五時半まで、専門用語も含め各委員、かなり勉強して臨んでいたようだ。

   社会 (歴史分野)
 
 東京書籍、教育出版、扶桑社、自由社、清水書院の五社が候補です。
 A委員ー扶桑社、自由社とも検定を通っているわけだからそれはそれなりのものがある。
 B委員ー今の二社は、人物のとり上げ方が、子どもの興味、関心をひきそうだが、誤記が多い。
 C委員ー内容で江東区に関わりが深い東京大空襲を教育出版が、また清水書院は、広島、長崎を取り上げている。平和都市宣言をしている本区としては戦争や平和について考えさせる教科書がよい。
 D委員ー第五福竜丸、環境との関わりで夢の島の歩みなど、問題意識を啓発し現代につながっている。

 など教育出版が良いという結論で委員長のまとめになった。
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   中学校教科書採択委員会を傍聴して   

 論議のなかで「検定を通っているから・・・」という発言は聞き捨てならない。文部科学省は本年三月、新検定制度を告示した。検定の密室性を強化した最悪の制度といわれている。
 
 自由社の教科書は516カ所の欠陥が指摘されいったん不合格になった。内容は、九割が扶桑社版と同じ。二社は、新しい歴史教科書をつくる会が分裂して出来たもの。しかも著作権をめぐって裁判中。裁判次第では出版差し止めの可能性さえある教科書を検定合格にした。この教科書は太平洋戦争を「大東亜戦争」と表記しアジア解放の役割を担ったかのように描いている。

 教科書採択の大筋は以上のようであるが、このような結果に至ったのは区民が教科書展示会を閲覧、アンケートを多数届けたことが採択に反映された。加えて当日の全員参加はできなかったもののセンターに多数の人が参加したことが力になったものと確信する。

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