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zoom RSS 「憲法と生きる」畑田重夫D

<<   作成日時 : 2010/05/17 06:05   >>

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愛知県をはじめとする東海地方から始まって、いま全国的に上映運動が広がりつつあるドキュメンタリー映画に、「明日へ紡ぎつづけて」があります。(畑田重夫ー国際政治学者)

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 若い人たちにはなじみがないかもしれませんが、「真空地帯」「武器なき戦い」「あゝ野麦峠」などの名作で知られた山本薩夫監督を義父にもつ、山本洋子監督の労作のひとつです。たまたま私が名古屋大学在職時代にこの映画に出てくる主人公たちーの学習のお手伝いをした関係もあって、この映画の製作委員会の委員長をつとめることになったのです。その意味で、この映画には特別の思い入れがあります。
   
   「活憲」実践した少女たち

 1954年の「近江絹糸(おうみかけんし)の人権争議」は有名ですが、その近江絹糸を含む当時の繊維工場では、社長が信仰する宗教の諸行事を全社員に強制するとか、寮生活者に外出の自由を認めないとか、法外な長時間労働と超低賃金は当たり前、といった前近代的な労働管理が公然とおこなわれていました。まさに「女工哀史」の戦後版さながらでした。

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  女子労働者たちは黙っていませんでした。労働組合をつくってたたかいに立ちあがりました。私はそういう過程をこの目で見、この耳で聞いてよく知っていますが、それにはちゃんとした学習が先行していたのです。学びながらたたかい、たたかいながら学んだのでした。自由とか、民主主義とか、基本的人権とか、さらには経済的でいう搾取論とかが、学習の主な内容でした。彼女たちこそ、今日でいうところ「憲法を職場や地域や家庭で活(い)かそう」という「活憲」の先取り的な実践者だったのです。

 彼女たちはいま70歳代の年齢になっても、全国各地で生き生きと活躍しています。学習こそ生きる力、たたかう力の源泉である、といえましょう。
 (しんぶん「赤旗」5月12日付ーくらし・家庭欄) 

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